「百花繚乱列島−江戸諸国絵師めぐり−」展

「百花繚乱列島−江戸諸国絵師めぐり−」展

あなたの知らない「ご当地絵師」に出会う旅-

 江戸時代中後期、全国津々浦々から、その土地の出身や、藩の御用をつとめた絵師など、いわば「ご当地絵師」とも呼ぶべき、個性的な画人が輩出したのをご存知でしょうか?
 仙台では菅井梅関・東東洋を筆頭とする「四大画家」、水戸の奇才林十江、名古屋出身で京にその名を轟かせた山本梅逸や田中訥言、鳥取では濃密華麗な花鳥画で因幡画壇の黄金期を築いた土方稲嶺や片山楊谷、讃岐の出身で全国を放浪した篆刻家細川林谷など、近年地元で再評価が進んだことで魅力的な作品が多数発見され、江戸絵画ファンの熱い注目を集めてきました。
 本展では北海道から長崎まで、各地から大集結した実力派絵師達の作品、さらに上方や長崎で制作されたご当地の版画作品まで、約190点が一堂に会します。博物学の興隆や明清絵画の流入、そして画人達の活発な交流によって豊かに広がるその世界は、まさに百花繚乱!各地いちおしの絵師との出会いを通して、江戸絵画の豊穣を体感していただく展覧会です。

開催概要

会期
2018年4月6日(金) ~ 5月20日(日)
開催地
関東 > 千葉県
会場
千葉市美術館[アクセス
〒260-8733 千葉市中央区中央3-10-8 TEL 043-221-2311
開館時間
日~木曜日 10:00~18:00
金・土曜日 10:00~20:00
※入場受付は閉館の30分前まで
休館日
5月7日(月)
公式サイト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
主催
千葉市美術館
備考
観覧料:一般 1,200円 、大学生 700円、小・中学生、高校生無料

※会期中、大幅な展示替えを行います。

関連イベント

講演会

「尾張名古屋は西か東か?」

講師:神谷浩(名古屋市博物館 副館長)

日時:4月21日(土)14:00より(13:30開場予定)
会場:11階講堂
※聴講無料、先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布)

「地方絵師の熱情―「仙台四大画家」の江戸と西国―」

講師:内山淳一(仙台市博物館 副館長)

日時:5月12日(土)14:00より(13:30開場予定)
会場:11階講堂
※聴講無料、先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布)

市民美術講座

「6つのキーワードでめぐる百花繚乱列島」

講師:松岡まり江(千葉市美術館 学芸員)

日時:4月28日(土)14:00より(13:30開場予定)
会場:11階講堂
※聴講無料、先着150名 

「菱川師宣と浮世絵の誕生 房州から江戸へ」

講師:田辺昌子(千葉市美術館 副館長兼学芸課長)

日時:5月13日(日)14:00より(13:30開場予定)
会場:11階講堂
※聴講無料、先着150名 

ギャラリートーク

担当学芸員による:4月11日(水)14:00より
ボランティアスタッフによる:会期中毎週水曜日(4月11日を除く)14:00より
※水曜日以外の平日の14:00にも開催することがあります。
※会場の混雑状況により中止となる場合がございます。

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