2015年度歌舞伎学会夏期企画「演劇史の証言・竹本駒之助師に聞く」

開催概要

会期
2015年7月18日(土) 14:00~16:00(予定)
開催地
関東 > 東京都
会場
国立能楽堂 大講義室[アクセス
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 TEL 03-3423-1331
JR総武線「千駄ヶ谷」駅 徒歩5分
公式サイト
http://blog.goo.ne.jp/kabukiga02/e/d9ea0e87f6fb4c2f7765752cfe8d8a89
主催
歌舞伎学会
備考
資料代:歌舞伎学会員 1.000円、非会員 1.500円、学生 500円

 「生きた演劇史の証言」と題した企画講演会シリーズ。今回は義太夫節浄瑠璃の竹本駒之助(たけもとこまのすけ)師に、お話し頂きます。

 竹本駒之助師は、兵庫県淡路島に生まれ、幼少より地元で盛んな義太夫節に親しみ、昭和24年に大阪の竹本春駒へ入門、竹本駒之助の名を許されました。東京では鶴沢三生を相三味線に活動、さらに、十世豊竹若大夫、八世竹本綱大夫ら重要無形文化財保持者(人形浄瑠璃文楽太夫)の指導を受け、竹本越路大夫へ入門。
技芸の錬磨に励まれ、平成11年には重要無形文化財保持者(義太夫節浄瑠璃)に。
国立劇場伝統芸能養成講師、(社)義太夫協会副会長を歴任、現在も一般社団法人義太夫協会理事として後継者の養成にも尽力されています。

 その演奏歴をたどれば、昨年度の企画講演会でとりあげた宝塚義太夫歌舞伎研究会での活躍期もあります。また、近年は上演が珍しい作品に挑み続け、『仮名手本忠臣蔵』九段目をひとりで語る等、精力的な公演活動が注目されています。知られざる逸話や現在の心境についても伺う予定です。どうぞご期待ください。

聞き手:濱口久仁子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

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