平成27(2015)年度上代文学会秋季大会

開催概要

会期
2015年11月14日(土) ~ 11月15日(日)
開催地
関東 > 東京都
会場
国学院大学 渋谷キャンパス[アクセス
〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
早稲田大学 早稲田キャンパス[アクセス
〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
メインテーマ
シンポジウム『日本霊異記-その文学史的位置付けを考える-』
公式サイト
http://jodaibungakukai.org/07_autumn.html
主催
上代文学会

プログラム 日程

11月14日(土)シンポジウム

時間:14:00~17:30
会場:国学院大学 130周年記念5号館5202教室

テーマ

日本霊異記-その文学史的位置付けを考える-

 ”日本最初の仏教説話集”というのが『日本霊異記』の、各種辞書等における位置付けであろう。『日本霊異記』については、さまざまな学問分野(歴史学・仏教学・日本思想史など)からの、多種多様なアプローチがされてきた。そこには、研究方法の変遷や、『日本霊異記』に何を読み取るか、などの時代状況の反映があったことは否定できない。
 今回のシンポジウムでは、上代文学、ひいては日本文学史の上で、『日本霊異記』をどのように位置付けるのかという観点から、異なる方法論を持つ論者に、『日本霊異記』の研究方法のあり方について論じてもらい、その文学史的位置付けと展望について考えることとする。

パネリスト及び講演題目

  • 日本国/仏法/救済
    帝京平成大学教授 仲井克己
  • 試される「心」
    立正大学教授 三浦佑之
  • 日本文学史における『日本霊異記』の意義-その表現と存在
    早稲田大学教授 河野貴美子

(司会:大東文化大学教授 山口敦史)

※シンポジウム終了後、常任理事会(於、130周年記念5号館5201教室)を開催します。

11月15日(日)研究発表会

時間:13:00~17:00
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館102教室

研究発表

  • 『琴歌譜』における「音節」-詞的要素と音楽的要素について-
    慶應義塾大学大学院修士課程修了 山口苑子
    (司会:國學院大学准教授 土佐秀里)
  • 中臣宅守の空間表現について
    奈良女子大学大学院博士後期課程 中川明日佳
    (司会:専修大学教授 大浦誠士)
  • 『人麿集』の萬葉歌-第三系統の採録歌を中心に-
    東洋大学非常勤講師 池原陽斉
    (司会:国文学研究資料館教授 田中大士)
  • 「後追和梅歌四首」の表現と機能と -旅人の〈書簡〉の中で読む-
    フェリス女学院大学教授 松田浩
    (司会:國學院大学兼任講師 城﨑陽子)
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