再興十周年記念 洛陽三十三所-観音霊場の再興-

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よみがえる都の信仰
 平安時代後期、勧進聖等によって各地に観世音菩薩(観音)の霊場が設けられ、各地の観音霊場を巡礼するということが盛行しました。観音がその身体を変化させて衆生を救済する三十三身の数字にちなんで、熊野三十三度参詣や西国三十三所観音巡礼が成立し、やがて縮小した観音霊場巡礼札所が各地に設けられました。

 京都においても同様であり、伝承によれば平安時代末期の後白河天皇が定めたとされ、室町時代には洛中洛外の三十三所観音というまとまりが確認できるようになります。戦国の京にあって三十三所観音は衰退したようですが、寛文五年(1665)、改めて霊元天皇の勅願により洛陽(京都)に三十三所観音が定められ、各所案内記にも記されて多くの巡礼者を集めました。
 明治維新の後、三十三所というまとまりは廃れましたが、平成17年(2005)に平成洛陽三十三所観音霊場会が結成され、再興されることとなったのです。

 再興から十年を迎える今年、歴史上の「観音霊場の再興」に注目して、洛陽三十三所の多角的な魅力を伝える展覧会を開催します。

開催概要

会期
2015年9月18日(金) ~ 11月23日(月)
開催地
近畿 > 京都府
会場
京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」[アクセス
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 TEL 075-222-0888
開館時間
10:00~19:30(入室は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)
※10月20日(火)は展示替えのため休室
メインテーマ
公式サイト
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/rakuyou33/
主催
京都府、京都文化博物館
協賛・後援等
【協力】平成洛陽三十三所観音霊場会
備考
入場料:一般 500円、大学生 400円、高校生以下無料
※20名以上の団体は2割引き
※上記料金で、2階総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます。(特別展は別途料金が必要)
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主な展示品

  • 十一仏図-廬山寺蔵(後期)
  • 京都府指定文化財 清水寺参詣曼荼羅-清水寺蔵(前期)
  • 束帯天神蔵-東向観音寺蔵(後期)
  • 吉田寺寺号額-金戒光明寺蔵(前期)
  • 霊元法皇像-泉涌寺蔵(通期)
  • 城興寺古伽藍図-城興寺蔵(前期)

前期:9月18日(金)~10月18日(日)
後期:10月21日(水)~11月23日(月・祝)

本展チラシ・出品資料一覧

関連イベント

開白記念法要

日時:9月18日(金)11:00~
場所:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
※事前申込み不要(ただし、当日の入場者に限ります)

ギャラリートーク

日時:10月2日(金)、11月6日(金)各日18:00~
場所:京都文化博物館 2階総合展示室
講師:当館学芸員
※事前申込みは不要(ただし、当日の入場者に限ります)

再興十周年記念シンポジウム

日時:11月10日(火)14:00~16:30
場所:京都文化博物館 5階

講演会1「洛陽三十三所観音の歴史」

細川武稔氏(平成洛陽三十三所観音霊場会 研究員/六角堂頂法寺)

講演会2「楊貴妃観音の〈誕生〉」

西谷功氏(泉涌寺心照殿学芸員)

座談会「再興十周年を振り返って」

伊藤史郎師(椿寺地蔵院)
上村法玄師(東向観音寺)
橋本周現師(金戒光明寺)
松浦俊昭師(壬生寺中院)
司会:長村祥知(当館学芸員)

※事前申込必要(定員:70名先着順)

ぶんぱく京都講座「洛陽三十三所観音の信仰と寺宝」

日時:11月21日(土)10:30~12:00
場所:京都文化博物館 3階フィルムシアター
講師:長村祥知(当館学芸員)

※参加費500円
※事前申込必要(定員:170名先着順)

平成洛陽三十三所観音霊場

洛陽三十三所 絵図

 1.六角堂 頂法寺新京極
 2.新京極 誓願寺
 3.護浄院(清荒神)
 4.革堂 行願寺
 5.新長谷寺(真如堂)
 6.金戒光明寺(黒谷)
 7.長樂寺
 8.大蓮寺
 9.青龍寺
10.清水寺善光寺堂(旧地蔵院)
11.清水寺奥の院
12.清水寺本堂
13.清水寺朝倉堂
14.清水寺泰産寺
15.六波羅蜜時
16.仲源寺
17.蓮華王院(三十三間堂)
18.善能寺
19.今熊野観音寺
20.泉涌寺
21.法性寺
22.城興寺
23.東寺
24.長圓寺
25.法音院
26.正運寺
27.平等寺(因幡堂)
28.壬生寺中院
29.福勝寺
30.椿寺 地蔵院
31.東向観音寺
32.廬山寺
33.清和院

その他のイベント情報

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