特別展「始皇帝と大兵馬俑」

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

前221年、秦の国王・嬴政(えいせい)は、戦国の乱世を勝ち抜いて天下統一を果たし、始皇帝を名乗りました。始皇帝は生前から自身の陵園の造営に着手し、その巨大な陵墓のほど近くに埋められた8000体の陶製の兵士や馬-兵馬俑-は、20世紀最大の考古学的発見ともいわれています。
本展では、最新の発掘成果を取り入れながら、秦王朝と始皇帝にまつわる重要かつ多彩な文物を一堂に紹介します。西方の小国であった秦は、かつて黄河流域を中心に一大勢力を誇った西周王朝とどのような関係にあったのでしょうか。また近年明らかになりつつある秦の帝都と陵園の実像とはどのようなものでしょうか。
そして始皇帝は兵馬俑に何を託したのでしょう。約120件の展示品を通して、知られざる秦王朝と始皇帝の実像に迫ります。

(九州国立博物館ホームページより引用)

開催概要

会期
2016年3月15日(火) ~ 6月12日(日)
開催地
九州・沖縄 > 福岡県
会場
九州国立博物館 3階特別展示室[アクセス
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7-2 TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)
開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日 ※ただし、3月21日(月・振休)、5月2日(月)は開館。3月22日(火)は休館。
公式サイト
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s43.html
主催
九州国立博物館、福岡県、陝西省文物局、陝西省文物交流中心、NHK福岡放送局、NHKプラネット九州、西日本新聞社、朝日新聞社
協賛・後援等
【共催】九州国立博物館振興財団
【特別協力】太宰府天満宮
備考
観覧料:一般 1,600円、高大生 1,000円、小中生 600円
※上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
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展覧会構成

  • 第一章 秦王朝の軌跡-周辺の小国から巨大帝国へ
  • 第二章 始皇帝の実像-発掘された帝都と陵園
  • 第三章 始皇帝が夢見た「永遠の世界」-兵馬俑と銅車馬

関連イベント

講座 「始皇帝の考古学」

いまからおよそ2200年前に中国ではじめて天下を統一した始皇帝とは、どのような人物だったのでしょう。発掘された考古資料から、新たな始皇帝像が浮かび上がってきます。

日時:2016年6月5日(日)13:30~14:30
講師:川村佳男(九州国立博物館主任研究員)
会場:九州国立博物館1階 ミュージアムホール
入場料:無料(特別展観覧券もしくは半券の掲示が必要)
定員:280名(当日受付・先着順)

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