第26回考古学研究会東海例会
開催概要
- 会期
- 2016年2月6日(土) 13:00〜17:00
- 開催地
- 東海 > 岐阜県
- 会場
- 大垣市スイトピアセンター学習館(学習室3-1)[アクセス]
〒503-0911 岐阜県大垣市室本町5-51 TEL 0584-74-6050 - メインテーマ
- 古墳の調査と整備~これからの保存と活用を考える~
- 公式サイト
- http://www013.upp.so-net.ne.jp/kouken/reikai-tokai.html
- 主催
- 考古学研究会
- 備考
- 定員80名
趣旨
第1回例会で実施した「東海地方における前方後円墳の調査と整備」からすでに12年が経過する。この間、発掘された古墳や整備された古墳がどのように地域と関わってきたのかを探ることも重要であるが、これからの整備が如何にあるべきか、また何を求められているのかという現代的課題を整理し、検討していくことも必要である。
そこで整備が完了し活用を進めている古墳、現在整備が進行形の古墳、将来整備を睨んだ保存管理を策定した古墳を取り上げ、課題解決のためのモデル(=答え)を思考したい。
さらに墳丘盛土に対する関心を高めるため、地盤工学的観点から盛土技術や崩落を防ぐための指針を学び、シンポジウムでは都市公園・緑地空間としての整備理念、さらには漫画でわかりやすく伝えるなどの活用についても触れる。
プログラム 内容
第Ⅰ部:事例報告 13:00~14:30
- 昼飯大塚古墳(岐阜県大垣市)
中井正幸(大垣市教育委員会) - 志段味古墳群(愛知県名古屋市)
深谷淳(名古屋市教育委員会) - 桜井古墳群(愛知県安城市)
西島庸介 (安城市教育委員会)
第Ⅱ部:講演 14:30~15:15
古墳はなぜ崩れないのか~地盤工学の観点から~
三村衛(京都大学・都市社会工学)
第Ⅲ部:パネルディスカッション 15:30~17:00
コーディネーター:中井正幸
パネラー:
- 古墳公園の緑と空間
豊田富士人(大垣市・技術士) - 漫画で古墳を伝える
渡辺浩行(大垣女子短期大学)
三村衛・深谷淳・西島庸介