京都学・歴彩館オープニング事業 第7回「陽明文庫講座」第2講

第7回「陽明文庫講座」第2講

 ご好評をいただいた9月25日の第1講に引き続き、第7回「陽明文庫講座」の第2講を実施いたします。
 公益財団法人陽明文庫(理事長:近衛忠畑、文庫長:名和修)とは、1938年(昭和13年)に当時の内閣総理大臣近術文麿(近衛家29代当主)が、仁和寺の北西部に設立した特殊な歴史資料館で、藤原道長の自筆日記「御堂関白記」(国宝・世界の記憶[世界
記憶遺産])、名筆の集大成である「大手鑑」(国宝)等、五摂家の筆頭である近衛家が、宮廷文化の中心として護り伝えてきた貴重な宝物を収蔵しています。近衛家に伝来した歴史的又は美術的に軍要な史料、古文書、典籍その他の物品を保存管理するとともに、これらの調査研究により、学術上、社会教育上の効用に供し、わが国の歴史や美術の研究に資することを目的としています。
 日本学術振興会科学研究費補助金事業による研究プロジェクトが主催する本講座では、こうした同文庫の趣意および所蔵する貴重資料の数々をご紹介いたします。また、陽明文庫の協力を得て、東京大学史料編纂所と京都府との提携により、今春から京都府立京都学・歴彩館で陽明文庫所蔵近福家伝来資料のデジタルデータの閲覧が始まり、順次公開されるようになります。本講は、この事業のスタートを記念する会でもあります。各大学の学生や市民の皆様にも公開した形で開講させていただきますので、広く多くの方のご参加をお待ちしています。

開催概要

会期
2017年2月5日(日) 13:00~16:00(開場12:00)
開催地
近畿 > 京都府
会場
京都府立京都学・歴彩館 大ホール(旧、京都府立総合資料館)[アクセス
〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-4 TEL 075-723-4831
市営地下鉄烏丸線「北山駅」1番出口から南へ徒歩約4分
メインテーマ
陽明文庫所蔵『源氏物語』をめぐって
公式サイト
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/kodai/kinri-kuge-index.html
主催
科学研究費補助金(基盤研究S)「日本目録学の基盤確立と古典学研究支援ツールの拡充-天皇家・公家文庫を中心に-」(研究課題番号:24222001 代表者:東京大学史料編纂所 教授 田島公)
協賛・後援等
【共催】京都府、東京大学史料編纂所
【後援】公共財団法人陽明文庫、立命館大学
備考
定員:400名(事前申込制)
ダウンロード

プログラム 内容

陽明文庫所蔵『源氏物語』をめぐって

  • 「近衛家の『源氏物語』諸本について」
    名和修(公益財団法人陽明文庫常任理事・文庫長)
  • 「陽明文庫本重要文化財『源氏物語』の読みの楽しみ」
    伊井春樹(大阪大学名誉教授・阪急文化財団理事・館長)

受付(申込先)

事前申込制(先着順)です。はがき、FAX、メール、電話でお申し込みください。詳しいお申込み方法は案内チラシにてご確認ください。
申込期間:12月1日(水)~1月13日(火)
※申込時確認事項:氏名、住所、連絡先電話番号、人数(1通につき5名まで)

府民総合案内・相談センター
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL 075-411-5000 Fax 075-411-5001

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