日本史研究会 2017年12月例会
開催概要
- 会期
- 2017年12月23日(土) 13:00~17:00
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都大学本部構内 文学部新館2階第3講義室[アクセス]
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 - メインテーマ
- 「国風文化」を考える
- 公式サイト
- http://www.nihonshiken.jp/2017年12月例会/
- 主催
- 日本史研究会
- 備考
- 入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。
プログラム 内容
報告:
- 榎本淳一氏(大正大学)
「「国風文化」における漢と鄙」 - 藤原克己氏(東京大学)
「国風文化の形成と成熟」
コメント:西本昌弘氏(関西大学)
いわゆる「国風文化」と呼ばれる、10世紀から11世紀特有の文化については、これまで日本史学・国文学・美術史学など幅広い学問領域から研究が重ねられ、成果が蓄積されてきた。しかし、「国風文化」という存在に対して与える定義や概念の有効性など、その評価に関してはいまだに意見の一致をみておらず、文化の豊かな実態が明らかにされる一方で総体的な理解が難しくなっている。
本例会では、日本史学の分野から榎本淳一氏、国文学の分野から藤原克己氏の二名を招き、併せて西本昌弘氏のコメントを頂く。「国風文化」研究を牽引してきた研究者たちによる最新の見解を聞き議論することで、理解の深化をはかりたい。