第1回 禁裏・公家文化講座 第2講
本学術振興会科学研究費補助金事業として東京大学史料編纂所に研究拠点をおく本研究プロジェクトが主催する本講座は、2011年より7年間、立命館大学朱雀キャンパスを中心会場として行ってきた「陽明文庫講座」を更に発展させたものです。
近年、飛躍的に進展しつつある禁裏・公家文庫収蔵資料の研究資源化、特にデジタル画像の公開にともなう目録学的研究の成果を基盤として、前近代の天皇家(禁裏)を中心とした公家社会の文化の様々な側面を専門家が講義します。
このたび、公益財団法人陽明文庫の後援を得て、京都府立京都学・歴彩館(館長:金田章裕)との共同開催により、各大学の学生・院生や地域、一般の皆様にも公開した形で開講させていただきますので、多くの方のご参加をお待ちしています。
開催概要
- 会期
- 2018年1月21日(日) 13:00~16:30(開場12:00)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都府立 京都学・歴彩館 大ホール[アクセス]
〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1−29 TEL075-723-4831
京都市営地下鉄 烏丸線「北山駅」1番出口より南へ徒歩約4分 - 公式サイト
- http://www.pref.kyoto.jp/rekisaikan/event/kinrikuge-bunkakouza.html
- 主催
- 科学研究費補助金・基盤研究(S)「天皇家・公家文庫収蔵史料の高度利用化と日本目録学の進展―知の体系の構造伝来の解明」(研究課題番号:17H06117、研究代表者:東京大学史料編纂所教授 田島公)、京都府立京都学・歴彩館
- 協賛・後援等
- 【共催】東京大学史料編纂所
【後援】公益財団法人陽明文庫、科学研究費補助金・基盤研究(A)「摂関家伝来史料群の研究資源化と伝統的公家文化の総合的研究」(研究課題番号:17H00926、研究代表:者東京大学史料編纂所教授 尾上陽介) - 備考
- 定員:400名(参加費無料、事前申込制、先着順)
- ダウンロード
プログラム 内容
講演
- 「内裏と仙洞御所の変遷」
詫間直樹 宮内庁京都事務所長 - 「平安京と御所と貴族住宅」
藤井恵介 東京大学大学院工学研究科教授
座談会
「禁裏・公家文庫所蔵史料のデジタル画像公開の進展と新たな研究の可能性」
パネラー:
名和修 陽明文庫常務理事・文庫長
詫間直樹 宮内庁京都事務所長
藤井恵介 京都大学大学院工学研究科教授
金田章裕 京都学・歴彩館館長・京都大学名誉教授
山家浩樹 東京大学史料編纂所所長
尾上陽介 東京大学史料編纂所教授
司会:田島公 東京大学史料編纂所教授・陽明文庫評議員