第9回 寺院資料調査研究報告「地方経蔵」の面白さを探る
全国各地の寺院に伝存する聖教や古文書をはじめとする寺院資料は、単なる個別寺院の記録にとどまらず、中近世における地域の歴史、僧侶間の学問的・修学的なネットワーク、そして固有の宗教文化圏の形成と広がりを解明するための一級の一次史料です。
9回目を迎える本報告会では殊に「地方経蔵」を調査することの意義を改めて問い直してみたいと思います。名も無き僧の活動から見える歴史の裏舞台や、眠っていた資料から謎を解き明かす「経蔵研究の面白さ」など、寺院資料調査の最前線にいる報告者を中心に意見交換の機会となることを願っています。
開催概要
- 会期
- 2026年9月12日(土) 13:00~17:00
- 開催地
- 近畿 > 大阪府
- 会場
- 大阪大学 豊中キャンパス 文法経本館2階大会議室[アクセス]
〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5 - メインテーマ
- 「地方経蔵」の面白さを探る
- 公式サイト
- https://jarsa.jp/jishiken09
- 主催
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- 協賛・後援等
- 【共催】
●基盤研究(A)「地方寺院経蔵の再生を基盤とする宗教文化圏の解明」(研究代表者:中山一麿 / 課題番号:25H00467)
●基盤研究(C)「寺院・僧侶間交流の実態解明のための地方寺院所蔵文献の調査研究」(研究代表者:平川恵実子 / 課題番号:22K00341)
●基盤研究(C)「新安祥寺流の広がりと近世仏教説話の伝播・説話集形成に関する研究」(研究代表者:山﨑 淳 / 課題番号:26K03682)
●若手研究「寺院聖教に対する調査手法の模索的研究ー経典原装にみえる諸情報の分析を中心にー」(研究代表者:橘 悠太 / 課題番号:25K16410) - 備考
- 事前申込不要、参加無料、一般聴講歓迎
- ダウンロード
プログラム 内容
- 福聚山清水寺縁起の検討―縁起と寺院復興の営み―
向村九音(公益財団法人元興寺文化財研究所 研究員) - 善通寺蔵『古歌新歌説教要集』について―蓮体著作の妥当性
山﨑淳(武庫川女子大学 教授) - 真言僧龍肝の足跡と聖教の集積―阿波正興寺所蔵文献を中心に―
平川恵実子(鳴門教育大学 准教授) - 南北朝内乱と遍智院宮聖尊 ―萩原寺への六方憲深方相承前史―
橘悠太(大阪大谷大学 特任講師)
司会:中山一麿(大阪大学 招へい研究員)

