第29回能楽フォーラム〔能楽学会関西例会〕

近代の演能空間①―「能楽堂」の時代―
 近代に入ると、能楽をめぐる環境は大きく変化し、役者と観客の新しい関係が始まりました。その中で演能と鑑賞の空間として生み出されたのが「能楽堂」でした。従来から能楽が盛んであった関西でも、能楽堂を中心に様々な場で能楽や素謡の上演が行われていきました。
 今回の能楽フォーラムでは、明治から戦後にかけて、演能に際してどのような空間が選ばれ、どのように成長していったのか、皆さんとともに考えてみたいと思います。

開催概要

会期
2017年12月23日(土) 13:00~17:00(開場12:30)
開催地
近畿 > 兵庫県
会場
灘高等学校 大講義室[アクセス
〒658-0082 兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号
JR神戸線「住吉」駅下車、東へ徒歩約10分
阪神電鉄「魚崎」駅下車、北へ徒歩約15分
メインテーマ
近代の演能空間①―「能楽堂」の時代―
公式サイト
http://nohgakugakkai.cside.com/nohgakuforum.html
主催
能楽学会
備考
参加費:500円(資料代)
※能楽学会会員は無料。
※事前申し込み不要。どなたでもご参加頂けます。
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プログラム 内容

第1部 13:00~14:40

【基調講演】
「演能空間から劇場建築へ-近代世界の中の能楽堂-」
奥冨利幸氏(近畿大学教授)
司会:中嶋謙昌氏(灘高等学校教諭)

第2部 15:00~17:00

【報告】
「明治・大正期の京都における素謡の場」
中尾薫氏(大阪大学准教授)
「近代神戸の演能空間-上田隆一の能楽普及活動を中心に-」
大山範子氏(神戸女子大学古典芸能研究センター非常勤研究員)

【パネルディスカッション】
奥冨利幸氏、中尾薫氏、大山範子氏、中嶋謙昌氏

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