第2回 覚城院聖教調査進捗報告会 ―積もる経蔵、動く書物―

第2回 覚城院聖教調査進捗報告会 ―積もる経蔵、動く書物―

香川県三豊市仁尾にある大寧山不動護国寺覚城院での聖教調査に関する第2回報告会です。
今回は覚城院に流れる法脈や蔵書の出入りに関連する報告が多くあります。これらは現存する覚城院聖教の調査が進むにつれて、より重要度を増す資料と言えます。また、寺院経蔵の持つ属性や文献流布の背景を探求する上でも、今後の研究に少なからず影響を与えるものと考えられます。ご興味・ご関心のある方は是非お越し下さい。

開催概要

会期
2018年11月11日(日) 13:00~16:30
開催地
近畿 > 大阪府
会場
大阪大学中之島センター 講義室 702[アクセス
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 TEL 06-6444-2100
メインテーマ
―積もる経蔵、動く書物―
公式サイト
http://jarsa.jp/kakujo201811
主催
科学研究費補助金 基盤研究(B)「再興・布教から霊場化へ-増吽関連の寺院経蔵調査を中心に-」(課題番号:15H03181 代表者:大阪大学 中山一麿)
備考
参加無料、一般聴講歓迎
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プログラム 日程

受付開始 12:40

  • 香積山恵光寺慧濬の行状について―浄厳・蓮體関連聖教の讃岐伝来の一経路として―
    向村九音(桃山学院大学 学習支援センター 講師)
  • 『當山聖教目録』瞥見
    柏原康人(大阪大谷大学 非常勤講師)
  • UCLA栂尾コレクションの研究 覚城院蔵版本、香川県立図書館蔵『栂尾蔵書目録』との関係から
    幾浦裕之(早稲田大学大学院 博士課程)

休憩〔20分〕

  • 宗任筆『事相聖教目録』について
    伊藤聡(茨城大学 教授)
  • 伝憲深撰『醍醐三宝院大事』をめぐる問題
    高橋悠介(慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫 准教授)
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