宥快・長覚没後600年記念「宝寿院の名宝」

 平成27年(2015)は、宥快・長覚両先徳が亡くなられて、ちょうど600年目になります。宥快・長覚は、室町時代に高野山教学の興隆に尽力し、その興隆は、のちに「応永の大成」と呼ばれるほどでした。宝性院院主であった宥快の学派は宝門、無量寿院院主であった長覚の学派は寿門と呼ばれ、当時の高野山の教学を二分する勢力でした。その後も塔頭寺院筆頭格として江戸時代まで続き、明治時代になり両院は合併し、宝寿院となりました。

 宝寿院には、宥快・長覚両先徳の遺品も含めて、宝性院、無量寿院に所蔵されていた名品の数々が、今もなお伝わっています。そこで、両先徳没後600年を記念して、「宝寿院の名宝」と題し、宝寿院に伝わる文化財を紹介します。

(高野山霊宝館ホームページより引用)

開催概要

会期
2015年10月3日(土) ~ 2016年1月11日(月)
開催地
近畿 > 和歌山県
会場
高野山霊宝館[アクセス
〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山306 TEL 0736-56-2029
開館時間
10月 8:30~17:30/11月以降 8:30~17:00(※入館は30分前まで)
休館日:2015年12月28日(月)~2016年1月4日(月)
公式サイト
http://www.reihokan.or.jp/tenrankai/list_tokubetsu/2015_09.html
主催
高野山霊宝館
備考
拝観料:一般 600円、高校生・大学生:350円(※学生証提示必要)、小学生・中学生:250円
ダウンロード

主な展示品

展示リスト

  • 国宝 文館詞林残巻-唐(中国)平安時代、宝寿院(前期)
  • 重文 地蔵菩薩像-南北朝時代、宝寿院(前期)
  • 重文 文殊菩薩像-鎌倉時代、宝寿院 (前期)
  • 重文 尊勝曼荼羅図-鎌倉時代、宝寿院(後期)
  • 重文 六字尊像-鎌倉時代、宝寿院(後期)
  • 重文 金銅三鈷杵(伝・覚鑁所持)-平安時代、宝寿院
  • 県指定 瓜・筍図-室町時代、宝寿院
  • 華鬘-南北朝時代、宝寿院
  • 宥快・長覚像-宝寿院

※期間中、一部展示替を行います。
前期:2015年10月3日(土)~11月23日(月・祝)
後期:2015年11月25日(水)~2016年1月11日(月・祝)

本展チラシ

PageTop