
夏季展「休生誕五百年記念 利休と織部」
千利休、古田織部の両者は、いずれも茶の湯を牽引した「天下一」の茶人であり、茶の湯の歴史に多大な影響を及ぼした、いわばカリスマ的なリーダーでした。 普遍的な美を現出した千利休、…
千利休、古田織部の両者は、いずれも茶の湯を牽引した「天下一」の茶人であり、茶の湯の歴史に多大な影響を及ぼした、いわばカリスマ的なリーダーでした。 普遍的な美を現出した千利休、…
この展覧会では、仏像や仏画などに表されたほとけさまの「かたち」に注目します。ほとけさまはどうしてそのような「かたち」をしているのか、そこに込められた祈りや意味について、わかりやす…
古代以来、地域性豊かな歴史文化を育んだ出雲。その出雲において仏教文化の精華・仏像はいかなる展開を見せたのでしょうか。古代から中世に至る出雲国600年の仏像史をたどり、地域固有の歴史…
京から高野山へ至る街道の合流地点として栄えた歴史をもつ大阪府南部の河内長野市。当地には観心寺と金剛寺という真言密教の古寺があり、この地域における信仰文化の中心を担ってきました。南北…
貞享本當麻曼荼羅(重要文化財)は、奈良・當麻寺の根本本尊である綴織當麻曼荼羅(国宝、8世紀)の最も精密で色鮮やかな同大の写しで、江戸時代の貞享3年(1686)に完成しました。本展…
延暦7年(788)に伝教大師最澄によって比叡山延暦寺が創建されて以降、大津は日本仏教の中心地として膨大な質量の仏像・仏画が造られ、多くの作例がいまも現存しています。これらは、数多…
日本に仏教が伝えられた際に仏像ももたらされ、その後、仏教の興隆にともない日本でも仏像が作られるようになりました。仏像の造形には時代ごとに流行した様式があり、そこには当時の人々の美意…
誰もが知るほとけである“阿弥陀さま”。この阿弥陀如来は、飛鳥時代にはすでに信仰されており、のちに浄土信仰が盛んになると、極楽往生へと導く救いのほとけとして、国中で崇められるようにな…
江戸時代後期、楽焼脇窯の中でも金沢の大樋焼と並び称された玉水焼。その陶工に楽 一介がいました。本姓は伊縫、任土斎九代(後に十代を名乗る)弥兵衛と名乗りました。 晩年には、光格…