
夏季特別展「紫香楽宮と甲賀の神仏―紫香楽宮・甲賀寺と甲賀の造形―」
8世紀半ば、聖武天皇によって甲賀の地に紫香楽宮が造営され、大仏の造像が発願されました。しかし、紫香楽宮は短期のうちに造営が中止され、発願された大仏も、還都された平城京で造営され、現…
8世紀半ば、聖武天皇によって甲賀の地に紫香楽宮が造営され、大仏の造像が発願されました。しかし、紫香楽宮は短期のうちに造営が中止され、発願された大仏も、還都された平城京で造営され、現…
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオ…
法徳寺は、奈良市十輪院町に位置する融通念仏宗の寺院です。本尊は平安時代後期にさかのぼる阿弥陀如来立像ですが、本展で注目するのは近年この寺に寄進された約30軀の仏像です。これらは、…
奈良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像を伝えています。奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺・義…
大津市の瀬田川から東の地域は、かつて栗太郡と呼ばれていました。その栗太郡は現在の草津市や栗東市、守山市の一部も含んでいます。この地域には田上山や金勝山など著名な霊峰があり、古代か…
当市大東町渋民の東川院が所蔵する木造観音菩薩坐像は、平成30年10月31 日付けで国の重要文化財に指定されました。木造観音菩薩坐像は12世紀、奥州藤原氏三代による寺院造営に携わっ…
「優しいほとけ・怖いほとけ」は、飛鳥時代から江戸時代に至る仏教絵画・彫刻の優品約35件を展示し、ほとけの表情とその意味を考える展覧会です。 ほとけは、その姿と役割からほぼ三種類に分…
「かぐや姫」というと、竹から生まれた少女が最後は月に帰ってしまうという、古典文学『竹取物語』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 しかし、ここ富士山周辺では、かぐや姫…
「へうげもの」はいかにして生み出されたか? 東アジアの焼き物や金工品との比較から、アイデアの源泉を探る。…
本展覧会は、大用国師200年・釈宗演老師100年大遠諱を記念して開催する、鎌倉円覚寺の歴史と文化の総合的な特別展である。瑞鹿山円覚寺は、弘安5年(1282)鎌倉幕府第8代執権北条…