
特別展示「祈りと救いの中世」
本展では、寺院に現存する貴重な古典籍を中心に、中世における信仰の実態と文学との関わりについて紹介します。国宝・称名寺聖教をはじめ、共催の神奈川県立金沢文庫や国立歴史民俗博物館、さら…
本展では、寺院に現存する貴重な古典籍を中心に、中世における信仰の実態と文学との関わりについて紹介します。国宝・称名寺聖教をはじめ、共催の神奈川県立金沢文庫や国立歴史民俗博物館、さら…
織部の師・利休好みの道具は均整がとれているため、どのような取り合わせでもだいたいが調和します。しかし、織部好みは、激しく歪んでいたり、背が高かったり逆に低かったりと、取り合わせが…
備前国四十八ケ寺は、平安時代以前にその基礎ができていたとみられる古刹です。江戸時代以降になると、奈良時代に報恩大師が備前国内に開創、中興したという伝承が広く取り入れられるようにな…
●八代の禅宗8ケ寺の文化財を一挙公開! ●仏像・仏画・墨蹟から禅宗文化の魅力を再発見! ●寺宝から郷土八代の歴史をひも解きます! 八代市には、懐良親王ゆかりの悟真寺や松井家…
みどころ 「お化け暦」「略縁起」から人々の生活と文字文化のつながりを紹介! 明治6年の太陽暦採用前後の暦を並べて見ることができる貴重な機会です! 略縁起と関連資料から、江戸…
かつて立山は、はるかな彼岸の阿弥陀如来が化身(権化)して現れ、霊験をあらわす場所とされました。「立山権現」への信仰です。後白河法皇が編んだ歌謡集にみえる次の一節は、王朝人たちにも名…
「御仏のおわす国」の原型は、インドで仏教を開いた釈尊の住む世界すなわち娑婆世界です。しかし、釈尊は80歳で生涯を終え、世界は無仏となってしまいました。仏教徒のなかには、新たな仏の…
神仏習合の美術 初公開 中世自治都市として知られる平野郷に社地を構える杭全神社は、平野郷の信仰の中核である大阪有数の神社ですが、明治の神仏分離まで、密教寺院の神宮寺でもあり、境…
塵長4年(1599)2月、古田織部は、「へうけもの(剽げ物、剽軽な物の意)」といわれた美濃焼茶碗を茶会で使用し、そのことが初めて記録されました。この種の茶碗は、塵長6年(1601…
王城の地・京都では、平安時代から近代にいたるまで、多くの刀工が工房を構え、多くの名刀を生み出してきました。これら京都で製作された刀剣は、常に日本刀最上位の格式を誇り、公家、武家を問…