
企画展「上方界隈、絵師済々 Ⅰ」
18世紀の上方の画壇は、狩野派、土佐派、文人画派、長崎派、円山派など、文字通り多士済々の様相を呈していました。中でも、円山応挙(1733-1795)の写生画は京都で大流行します。そ…
18世紀の上方の画壇は、狩野派、土佐派、文人画派、長崎派、円山派など、文字通り多士済々の様相を呈していました。中でも、円山応挙(1733-1795)の写生画は京都で大流行します。そ…
四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、須弥山世界の四方にいて、仏教世界や仏法を守るカミです。このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で単独の像としても造像、信仰され…
仏像などの彫刻をつくる際、仏師たちは「雛型」と呼ばれる模型を使用しました。大きな仏像をどのようにして効率的に彫るかを考えるため、または注文主である施主や発願者にみせる完成予想図と…
われわれのご先祖さまは、神さまをどのような姿と考えていたのでしょうか。今にのこる神々の像は、貴族のような姿のものあり、甲冑をまとって怒りの表情のものあり。さまざまな姿をしています。…
来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀と、その盟友細川幽斎(藤孝)は武将の中でも特に教養の高い文化人でした。光秀が本能寺の変直前に愛宕山で百韻連歌を催したことや、幽…
悠久の歴史を刻む中国の仏像。それを受容してきた日本の視点で設み解きながら通観する展覧会です。日本にはいつの時代にも中国でつくられた多くの仏像や仏画がもたらされ、日本の仏像のすがたに…
世界にも稀な伝存量と種類の多様さを誇る日本の古典籍――その豊かな広がりを原本の展示によって紹介します。 表記、レイアウト、挿絵などさまざまな面に光を当てながら特色を紹介するととも…
今回の展示では、ICOM国際博物館会議in京都に合わせ、新発見の本阿弥光悦作 色替り赤筒茶碗 銘「有明」のほか、朝鮮出兵持帰の虎の頭蓋骨、蜂須賀家伝来 長次郎作 赤茶碗、玄悦御本釘…
文化財を未来につなぐ 形あるものは全て、永遠にその姿を保つことはできません。木や漆、絹などの脆弱な素材で造られたものが多い文化財は、ときどきに施された修理によって今日まで伝えら…
世界遺産鬪雞神社は、南方熊楠顕彰館・南方熊楠邸から徒歩10分程のところにあります。 熊楠にとっての鬪雞神社とは、フィールドワークの場であり、また妻(松枝)の実家でもありました。朝…