「祈りと救いの仏教美術」展

「祈りと救いの仏教美術」展

 インドで生まれ、中国大陸、朝鮮半島を経て日本列島に伝来した仏教は、やがてこの地の、緑深い山々や、苔むす巨岩に降り立つ神々と融合して、人々の信仰世界を彩り豊かなものにしていきました。
 本展では、この国の風土に根付き、長い間、人々の祈りを受け止めてきた仏教絵画を中心に展示します。仏の姿を繊細な筆致でとらえた絵画や、贅沢の限りを尽くして金銀で装飾した経典などに加え、仏教版画もあわせて展示します。祈りを唱えながら、仏の姿を刻んだスタンプを百体、千体と数多く印捺し、仏像の中に納入されて伝わったものです。
 そして、最後に江戸時代の大津絵や、歌舞伎芝居の人気演目ともなった法華経の功徳を説く「道成寺縁起」の絵巻など、庶民的な仏教美術もご紹介します。

開催概要

会期
2021年8月27日(金) ~ 10月3日(日)
開催地
近畿 > 奈良県
会場
大和文華館[アクセス
〒631-0034 奈良県奈良市学園南1丁目11-6
開館時間
10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日
月曜日休館(ただし 9月20日〈祝日〉は開館し、翌21日〈火〉が休館)
公式サイト
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/bukkyoubijutu.html
主催
大和文華館
備考
入館料:一般 630円、高校・大学生 420円、小学・中学生 無料
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