特別展「中世寺院の書物 ―聖教とそのかたち」

特別展「中世寺院の書物 ―聖教とそのかたち」

 書物は作られる環境によって様々な形態を取りますが、寺院で僧によって書写された書物には、装訂や形態の面で寺院圏ならではの特徴があります。こうした寺院の写本は、本の歴史の上でも重要な位置を占めており、また、日本で商業出版が確立する以前、中世に本の印刷を行っていたのも主に寺院でした。本展覧会では、中世の寺院において書写あるいは印刷された本の表紙や装訂、紙背文書、書式など、本のかたちの面に注目し、国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」を書誌学的な観点から紹介します。

開催概要

会期
2023年12月1日(金) ~ 2024年1月21日(日)
開催地
関東 > 神奈川県
会場
神奈川県立金沢文庫[アクセス
〒236-0015 神奈川県横浜市金沢区金沢町142
京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川より快特33分)
JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分
開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
毎週月曜日(ただし1/8は開館)、2023/12/28(木)~2024/1/4(木)、1/9(火)
公式サイト
https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kanazawabunko/bunko/tenji.html
主催
神奈川県立金沢文庫
協賛・後援等
【協力】日本古文書学会、横浜市金沢区役所、JSPS科研費20H01232(基盤B)「称名寺の唱導資料を中心とした寺院聖教の調査・研究」(代表:高橋悠介氏)
備考
料金:一般 600円、20歳未満・学生 500円、65歳以上 200円、高校生 100円、中学生以下・障がい者の方は無料
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関連イベント

ボランティアによる展示解説

毎週 土曜日・日曜日・祝日、それぞれ14:00~と15:00~行います。
※展示解説に参加ご希望の方は、定刻までに金沢文庫1階展示室入口にお集まり下さい。

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