平成28年度仏教文学会6月例会
神戸女子大学古典芸能研究センター開設15周年記念事業
近世における縁起・僧伝の集成と展開
近世において、前代までに蓄積された寺社の縁起や高僧の伝記は、どのように集成され、あらたな展開を見せていくのか。また、同時代の情報はどのように汲み上げられているのか。『和州寺社記』(寛文年間成立)と『伽藍開基記』(元禄5年刊)という二書を中心に、その具体的様相を追う。
開催概要
- 会期
- 2016年6月18日(土) 13:30~
- 開催地
- 近畿 > 兵庫県
- 会場
- 神戸女子大学教育センター 5階特別講義室[アクセス]
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通2丁目23
JR三ノ宮駅、阪急・阪神神戸三宮駅、神戸市営地下鉄三宮駅より北へ徒歩約15分 - メインテーマ
- 近世における縁起・僧伝の集成と展開
- 公式サイト
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- 主催
- 仏教文学会
- 備考
- 入場無料、申込不要
- ダウンロード
プログラム 内容
研究発表
- 近世大和国地誌史における『和州寺社記』の位置
南山大学 森田貴之氏 - 『和州寺社記』の「名所」への意識-一つ書き記事より-
大阪大学 柴田芳成氏 - 『伽藍開基記』の可能性-懐玉道温の目指したもの-
日本大学 山崎淳氏 - 刊本『伽藍開基記』巻第七と四国遍路-元禄二年の石手寺仁王像の修復記録を読み解く-
神戸大学大学院博士課程修了 原田寛子氏
司会:内田澪子(お茶の水女子大学研究協力員)