2016年度歴史学研究会大会
開催概要
- 会期
- 2016年5月28日(土) ~ 5月29日(日)
- 開催地
- 関東 > 東京都
- 会場
- 明治大学駿河台キャンパス[アクセス]
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 - 公式サイト
- http://rekiken.jp/annual_meetings/2016.html
- 主催
- 歴史学研究会
- 備考
- 会場整理費:一般1,800円、会員1,500円、学生(修士課程まで)1,000円。両日とも参加できます。(事前申込不要)
プログラム 日程
第1日 5月28日(土)
全体会 13:00~17:30
人の移動と性をめぐる権力
- 初期イスラーム時代の奴隷女性と境域の拡大
清水和裕 - 「からゆきさん」における移動の経験と性の権力
嶽本新奈 - アメリカ合衆国への移民の流入と人種・性規範の構築
松本悠子
コメント:松井洋子
第2日 5月29日(日)
9:30~17:30(古代史部会10:00~17:30、特設部会11:00~14:00)
古代史部会 日本古代における支配の変質
- 摂関期の政治と国家
今正秀
コメント:中大輔・神谷正昌
中世史部会 移行期の社会と富・貨幣
- 中世成立期の社会編成と富の生成・分配の構造
守田逸人 - 15~17世紀海域アジアの交流と日本の貨幣
川戸貴史
近世史部会 近世日本の「開国」と政治・社会-新たな国家像の模索-
- 幕末外交と日本近海測量
後藤敦史 - 「開国」と国学的世界観
三ツ松誠
近代史部会 大戦間期における社会意識の変容―人びとにとっての科学と文化-
- 戦間期アメリカ合衆国における優生学と大衆文化
小野直子 - デモクラシー・モダニズム・ファシズムと日本の音楽文化
上田誠二
コメント:松原宏之・高岡裕之
現代史部会 軍事・社会空間の形成と変容-米軍との「接触」を中心に-
- 戦後日米関係史断章-行政協定/地位協定という接触面-
明田川融 - 1990年代のグアムにおける米軍用地問題とチャモロ・ナショナリズム
長島怜央
コメント:木戸衛一・ロメロ イサミ
合同部会 3-8世紀における地中海世界を中心とした政治的コミュニケーションの断絶と継受
- クルスス・プブリクスとポイティンガー図-後期ローマ帝国時代の街道とその図示-
南雲泰輔 - カロリング期の政治的コミュニケーションにおける書簡の機能について
菊地重仁 - 初期イスラーム時代における政治的コミュニケーションの構造とその変化
亀谷学
特設部会 歴史研究の成果を社会にどう伝えるのか-「社会的要請」と歴史学-
- メディアと歴史学-『週刊金曜日』編集の現場から-
片岡伸行 - 学術出版と歴史学-書籍編集者の立場から-
吉田浩一 - 歴史研究の可視化・高度化-国立歴史民俗博物館の実践と人間文化研究機構の計画-
平川南