合同シンポジウム 2017 東方文化研究の記憶と遺産
開催趣旨
人文科学研究所は2017年4月に88周年を迎える。来るべき90周年を前に、東方文化学院京都研究所創設以来の東方学の伝統を回顧し、引き継ぐべき研究資源(特に中国古典籍資料)の現状について検討する。また同様の伝統をもつ他機関からも創設以来の歴史と研究資源の現状についてご紹介をいただき、今後の交流の方向性について討議したい。
開催概要
- 会期
- 2017年1月20日(金) 10:30~17:30
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都大学人文科学研究所 附属東アジア人文情報学研究センター2階 大会議室[アクセス]
〒606-8265 京都市左京区北白川東小倉町47 TEL 075-753-6997 - 公式サイト
- http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/news/合同シンポジウム2017『東方文化研究の記憶と遺産.htm
- 主催
- 京都大学人文科学研究所、東京大学東洋文化研究所、成均館大学校東アジア学術院
- 協賛・後援等
- 【特別参加】延世大学校国学研究院
- ダウンロード
プログラム 内容
10:30 開会挨拶
所長 井波陵一 (司会 矢木毅)
10:40
- 石川禎浩(京都大学)
「東方文化研究の遺産と負債 ― 人文科学研究所所蔵「華北交通写真」を例に」 - 高井たかね(京都大学)
「陶湘の復刻本とその「愛書」について」
質疑応答
11:40 書庫見学(資料展示)
12:10 昼食
13:10
- 大木康(東京大学)
「東洋文化研究所小史」 - 真鍋祐子(東京大学)
「東洋文化研究所のコレクション」
質疑応答
14:10
- 高銀美(成均館大学)
「東アジア学術院の成果と課題」 - 李昤昊(成均館大学)
「東アジア学術院所蔵資料の特徴と価値」
質疑応答
15:10 休憩
15:30
- 車惠媛(延世大学)
「国学と東方学のあいだで -延世学風の伝統と現在」 - 都賢喆(延世大学)
「延世大所蔵古文献の特徴」
質疑応答
16:30 全体討論
井波陵一(京都大学) 高見澤磨(東京大学)
陳在敎(成均館大学) 金度亨(延世大学)
17:20 閉会挨拶
副所長 高木博志
連絡先
京都大学人文科学研究所総務掛
TEL 075-753-6902
※参加をご希望の方はあらかじめお問い合わせください。