第2回 日本宗教文献調査学 合同研究集会
名古屋大学で第2回日本宗教文献調査学合同研究集会を開催いたします。聴講無料、一般来聴歓迎ですので是非お越しください。
開催概要
- 会期
- 2018年10月6日(土) ~ 10月7日(日)
- 開催地
- 東海 > 愛知県
- 会場
- 名古屋大学文系総合館 7F カンファレンスホール[アクセス]
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
地下鉄名城線「名古屋大学」駅下車1番出口 - メインテーマ
- 宗教文化遺産の未来のために-宗教文献の保存と修復
- 公式サイト
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- 主催
- 名古屋大学 人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター(CHT)
- 協賛・後援等
- 科研費(基盤S)「宗教テクスト遺産の探査と綜合的研究-人文学アーカイヴス・ネットワークの構築」(代表:阿部泰郎)
科研費(基盤B)「唱導文献に基づく法会の綜合的研究―寺院聖教調査の統合と復元的研究への展開―」(代表:近本謙介)
科研費(基盤B)「新義真言系聖教の形成と教学的交流に関する基礎的研究」(代表:宇都宮啓吾) - 備考
- 入場無料・申込不要
- ダウンロード
プログラム 日程
10月6日(土) 12:30 受付開始
課題提起 13:00~13:30
宗教文献の保存と修復
阿部泰郎(名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター長)
第1パネル 13:30~17:30
仁和寺蔵「三十帖冊子」修復から見えてきたもの
【報告】
- 「三十帖冊子」の修復および聖教の管理、調査、公開について
朝川美幸(仁和寺・学芸員) - 「三十帖冊子」の修理
鈴木裕(株式会社松鶴堂・技術願問) - 装訂や料紙から見た「三十帖冊子」
赤尾栄慶(京都国立博物館・名誉館員) - 「三十帖冊子」と宇多法皇周辺-訓点資料研究の視点から
宇都宮啓吾(大阪大谷大学)
【総合討論】
司会:宇都宮啓吾
コメント:苫米地誠一(大正大学・名誉教授)
懇親会 18:00~20:00
会場:7F サービスルーム
参加費:1,000円
10月7日(日) 9:30受付開始
報告 10:00~13:30(11:50~13:00 昼食休憩)
地域社会における宗教文献調査の可能性
- 真福寺大須文庫調査の現在-調査の継続と成果の公開
三好俊徳(名古屋大学・CHT研究員) - 金剛寺聖教調査の展開と可能性-真福寺大須文庫調査との連携等
近本謙介(名古屋大学) - 会津只見における修験道聖教・村落書物の調査-書物を地域の文化資源に
久野俊彦(東洋大学・非常勤講師)・阿部泰郎 - 深浦円覚寺(真言宗醍醐派)における聖教調査-町民参加型「青森モデル」について
渡辺麻里子(弘前大学)
第2パネル 13:45~17:45
宗教文献の修理とアーカイヴス
【趣旨説明】
横内裕人(京都府立大学)
【報告】
- 聖教の管理と修復-称名寺聖教を中心に
三輪眞嗣(神奈川県立金沢文庫・学芸員) - 東大寺文書の修理史
横内裕人 - 東寺文書・観智院聖教の修理史とアーカイヴス
新見康子(東寺・文化財保護課長)
【総合討論】
司会:阿部泰郎 コメント:鈴木裕
総括 17:45~18:00
未来の人文遺産としての宗教文献
近本謙介
お問い合わせ
名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター
TEL:052-789-5993