特別展「伊豆半島仏像めぐり―伊豆13市町の仏たち―」
火山が生んだ大地を大小の河川や海が長い時をかけて刻み、複雑で美しい地形を作り上げた伊豆半島。変化に富む地形は、人々の多様な営みを生み、地域ごとに特色ある歴史を紡ぎ出してきました。
本展は、伊豆に存在する7つの市と6つの町からそれぞれ1点ずつ仏像を選び、展示いたします。時代は平安時代から江戸時代まで、大きさも選ばれた基準も様々ですが、それぞれ各地の人々の信仰を集め、守り伝えられてきた貴重な文化財です。13市町出身の個性的な仏像との出会いを通じて、伊豆の歴史と文化に触れ、その魅力を再発見していただければ幸いです。
開催概要
- 会期
- 2019年4月6日(土) ~ 6月30日(日)
- 開催地
- 東海 > 静岡県
- 会場
- 上原美術館 仏教館
〒413-0715 静岡県下田市宇土金341 TEL 0558-28-1228 - 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 展覧会会期中は無休
- 公式サイト
- http://uehara-museum.or.jp/exhibition/current/
- 主催
- 上原美術館
- 備考
- 入館料:大人1,000円、学生500円、高校生以下無料 ※仏教館、近代館共通券です
- ダウンロード
伊豆13市町の仏たち
- 熱海市《地蔵菩薩半珈像》(1349年/保善院/市指定)
- 伊東市《天部形立像》(平安時代/恵鏡院)
- 三島市《地蔵菩薩坐像》(鎌倉時代/光安寺/市指定)
- 沼津市《神将立像》(鎌倉時代/赤野観音堂)
- 伊豆市《伝観音菩薩坐像》(室町時代/修禅寺)
- 伊豆の国市《観音菩薩坐像》(鎌倉後期-南北朝時代/北條寺/県指定)
- 下田市《阿弥陀如来坐像》(平安時代/向陽寺)
- 松崎町《阿弥陀三尊像》(鎌倉時代/吉田区/県指定)
- 河津町《観音菩薩立像》(平安時代/林際寺)
- 南伊豆町《阿弥陀如来半珈像》(江戸時代/青龍寺)
- 西伊豆町《不動明王立像》(平安時代)
- 東伊豆町《野崎牛助家次像》(江戸時代/個人蔵)
- 函南町《観音菩薩立像》《地蔵菩薩立像》(平安時代/かんなみ仏の里美術館/県指定)
関連イベント
ミニ講座
演題:伊豆半島仏像めぐり
講師:田島整(上原美術館 主任学芸員)
日程:4/22(月)、5/26(日)、6/2(日)※各回とも同じ内容になります
時間:13:30~15:30
会場:上原美術館 近代館 会議室
定員:各回30名 ※先着順、要予約・要入館券
参加方法:①お名前 ②ご住所 ③お電話番号 ④参加人数(2名様まで)⑤参加希望日を明記の上、郵便はがき、もしくはにてお申込みください
学芸員による作品解説
日時:毎月第3土曜日 11:QQ~/14:00~(仏教館・近代館約30分ずつ)
会場:上原美術館展示室
参加方法:当日、仏教館にお集まりください ※要入館券