特別展「幽斎と光秀 ~花開く武将文化~」
来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀と、その盟友細川幽斎(藤孝)は武将の中でも特に教養の高い文化人でした。光秀が本能寺の変直前に愛宕山で百韻連歌を催したことや、幽斎が古今伝受の正統を伝えていたために関ヶ原の合戦時に田辺城の包囲が解かれたことは、つとに知られています。武力による天下統一が進められる時代にあって、細川幽斎・忠興父子は、和歌・連歌・能楽・茶の湯・武家故実など室町時代までに成立した日本文化を江戸時代につなぐ役割も果たしていきます。
今回の展示では、光秀・幽斎等ゆかりの人物の肖像画や古文書、新たに発見された資料を含め、彼らの文化活動の足跡を示す文物を集め、天下統一の時代に花開いた武将文化のあり方を探ります。
開催概要
- 会期
- 2019年10月26日(土) ~ 12月15日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都府立山城郷土資料館(ふるさとミュージアム山城)[アクセス]
〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛千両岩 TEL 0774-86-5199
JR奈良線「上狛駅」下車、徒歩20分
JR関西線・学研都市線「木津駅」下車、タクシー5分 - 開館時間
- 9:00~16:30
- 休館日
- 月曜日(但し、11月4日は開館し、11月5日は休館)
- 公式サイト
- http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/cms/?page_id=73
- 主催
- 京都府立山城郷土資料館
- 協賛・後援等
- 入館料:一般 250円、小中学生 70円
- ダウンロード
主な展示内容
(期間中、展示替えを行います。)
関連イベント
文化財連続講座
「光秀・幽斎と京都」
日時:11月30日(土)13:30~
講師:大山崎町歴史資料館長 福島克彦 氏