特別展「奈良・中宮寺の国宝展」
斑鳩の地で尼寺として創建された中宮寺。その当初の伽藍の様子や、紡つむがれてきた歴史、聖徳太子との深いつながりを示します。鎌倉時代には尼僧信如しんにょが天寿国繍帳を再発見し、寺を再興しました。度重なる災厄を経た中宮寺は、近世には門跡もんぜき寺院として営まれました。
こうした歴史をひもとくだけでなく、本尊の菩薩半跏思惟像の造形のルーツを、遠くガンダーラから中国、朝鮮半島そしてわが国の飛鳥時代へとたどります。今なお私たちの心を魅了し続ける美しき本尊。文学者や写真家らの眼差しを通した賛美の姿をご紹介します。
ご入場には、オンラインによる日時指定チケット(事前予約)が必要です。
開催概要
- 会期
- 2021年1月26日(火) ~ 3月21日(日)
- 開催地
- 九州・沖縄 > 福岡県
- 会場
- 九州国立博物館[アクセス]
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7-2 TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) - 開館時間
- 日曜日・火曜〜木曜日
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
金曜日・土曜日【夜間開館】
9:30〜20:00(入館は19:30まで) - 休館日
- 毎週月曜日
- 公式サイト
- https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s59.html
- 主催
- 中宮寺、九州国立博物館、福岡県、日本経済新聞社、西日本新聞社、テレQ
- 備考
- 観覧料:一般 1,800円、高大生 1,200円、小中生 800円