特別展「江戸後期の創作の鬼才・楽一介と 「樂」印を用いた楽焼諸窯」
江戸時代後期、楽焼脇窯の中でも金沢の大樋焼と並び称された玉水焼。その陶工に楽 一介がいました。本姓は伊縫、任土斎九代(後に十代を名乗る)弥兵衛と名乗りました。
晩年には、光格上皇(1771~1840)より御用を賜り、菊文赤茶碗などを製作しましたが、茶道の主道具だけでなく、現代にも通じる独創的な意匠の茶会席用の道具も数多く作り、当時の茶人たちから好評を博しました。
本展では、一介の作った花入、水指、向付、皿などの多種多様な作品と、同時代以降の様々な窯で焼かれた楽焼のなかから特に「楽」印を用いた作品を展示します。知られざる江戸時代後期の楽焼の様相をお楽しみください。
開催概要
- 会期
- 2022年1月22日(土) ~ 7月10日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 樂焼玉水美術館
〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上ル東側 みやした内 2階・3階 TEL 075-366-6881
JR京都駅より京都市バス9系統で約25分、「堀川寺ノ内」下車徒歩1分 - 開館時間
- 9:30~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日
- 日曜・祝日
- 公式サイト
- http://furutaoribe-museum.com/tamamizu.html
- 主催
- 樂焼玉水美術館
- 備考
- 入館料:300円
古田織部美術館(入館料500円)との共通券700円 - ダウンロード