日本社会文学会 2015年度春季大会

開催概要

会期
2015年6月13日(土)
開催地
関東 > 東京都
会場
法政大学
メインテーマ
貧困×ジェンダー×戦争〈時代閉塞〉に立ち向かう言葉
公式サイト
http://ajsl.web.fc2.com/meeting-next.html
主催
日本社会文学会

プログラム 内容(予定)

10:00~ 研究発表
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 基調講演:朴裕河(世宗大学校)
14:20~17:20 シンポジウム
「貧困×ジェンダー×戦争〈時代閉塞〉に立ち向かう言葉」
小森陽一(東京大学)・成田龍一(日本女子大学)・長谷川啓(城西短期大学)

※終了後、総会・懇親会

大会趣旨

 1985年5月に創立された日本社会文学会は、今年、創立30周年を迎えます。本学会は、プロレタリア文学や戦後民主主義文学の研究を出発点のひとつとして、文学・歴史・思想の領域で、着実な研究を積み重ねてまいりました。学会誌『社会文学』は、1987年6月に創刊号「特集 民権と文学」を刊行し、現在、42号「特集 歴史の岐路」を編集中です。また、貧困や差別、憲法改悪、核兵器廃絶・脱原発など多方面の社会問題に向き合い、日本社会文学会ならではのテーマの掘り起こしと提案を行ってきた実績があります。

 近年、日本では、歴史修正主義やヘイトスピーチ、「慰安婦」問題、メディアの劣化、言論弾圧など、さまざまな問題が浮上しています。記念大会では、『ナショナル・アイデンティティとジェンダー 漱石・文学・近代』をはじめ『反日ナショナリズムを超えて』『和解のために』から『帝国の慰安婦』にいたるまで、歴史的に困難を抱える東アジアの和解のために、韓国と日本とを冷静に見つめてこられた朴裕河氏に基調講演をお願いいたしました。シンポジウムでは、朴裕河氏の基調講演をもとに、この〈時代閉塞〉の状況を分析して、これに立ち向かう「言葉」を構築したいと考えます。多くの皆様のご参加をお願いいたします。

(日本社会文学会ホームページより引用)

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