戦国時代展 -A Century of Dreams-
日本における戦国時代といえば、下克上の言葉に代表されるように、室町幕府の衰退に伴って各地で群雄が割拠し、相次ぐ戦乱によって国の秩序が大きく乱れた時代だとイメージされてきました。ところが近年では、研究の進展により、このようなイメージが見直されるようになっています。
幕府の衰退により政治的な中央集権が次第に薄れ、上杉謙信、武田信玄、毛利元就、織田信長など有力な大名たちはそれぞれの地方で、自らの領国の経営に力を入れるようになります。その過程で、絵画や建築、そして茶の湯など、京都で成熟した文化は列島各地へもたらされ、新たな地域文化として再生産されました。戦国時代は列島規模で各地に大きな文化的、経済的な実りをもたらした時代ということができます。
本展では、戦国時代に列島の各地で生成された歴史資料や美術工芸品を一堂に展示し、多様な広がりを見せる時代を叙述しつつ、逞しく躍動した人々の姿を追います。新たな戦国時代像を描くこの展覧会が、様々な困難に直面する私たちに対して、豊かな未来を創造する活力となることを願っています。
(江戸東京博物館ホームページより引用)
開催概要
- 会期
- 2016年11月23日(水) ~ 2017年1月29日(日)
- 開催地
- 関東 > 東京都
- 会場
- 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室[アクセス]
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 TEL 03-3626-9974(代表) - 開館時間
- 9:30~17:30(土曜は19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで - 休館日
- 毎週月曜日(ただし、2017年1月2日・9日・16日は開館)、年末年始(2016年12月26日(月)~2017年1月1日(日))
- 公式サイト
- http://sengoku-period.jp/
- 主催
- 公益財団法人東京都歴史文化財団、江戸東京博物館、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレ
- 協賛・後援等
- 【協賛】日本写真印刷
- 備考
- 観覧料:一般 1,350円、大学・専門学校生 1,080円、小・中・高校生・65歳以上 680円
- ダウンロード
関連イベント
えどはくカルチャー〔展覧会関連講座〕
日程:1月6日(金)、13日(金)、20日(金)、27日(金)の全4回
14:00~15:30 ※1回ごとのお申込みも可能です。
定員:200名
受講料:3,200円
※往復はがきによる事前申込制となります。
詳細は、江戸東京博物館ホームページにてご確認ください。