特別展「御仏のおわす国~国宝 称名寺聖教がつむぐ浄土の物語~」

特別展「御仏のおわす国~国宝 称名寺聖教がつむぐ浄土の物語~」

 「御仏のおわす国」の原型は、インドで仏教を開いた釈尊の住む世界すなわち娑婆世界です。しかし、釈尊は80歳で生涯を終え、世界は無仏となってしまいました。仏教徒のなかには、新たな仏の出現を渇望し、その物語をつむぐ者たちがいました。物語の中の諸仏が住まう国々は、清浄で美しく、正しい教えに満ちており、「仏国土」「仏土」そして「浄土」と表現されました。人々は憧れ、この物語を書き記し、諸仏の姿を絵画や彫刻で形作り、時代も国境も民族も超えて、伝えてきました。現代の日本で、浄土といえば阿弥陀如来の極楽のイメージが非常に強いですが、仏教2500年の歴史からみれば、極楽浄土も「御仏のおわす国」の一つです。
 本展示では、様々な浄土の物語を国宝 称名寺聖教からひもとき、信仰の現れを伝えた称名寺の絵画や彫刻にて紹介します。

開催概要

会期
2018年5月11日(金) ~ 7月8日(日)
開催地
関東 > 神奈川県
会場
神奈川県立金沢文庫[アクセス
〒236-0015 神奈川県横浜市金沢区金沢町142
京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川より快特33分)
JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分
開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
毎週月曜日
公式サイト
http://www.mizutomidori.jp/gallery/exhibition.html
主催
神奈川県立金沢文庫
協賛・後援等
【協力】横浜市金沢区役所
備考
観覧料金:一般 400円、20歳未満及び学生 250円、65歳以上 200円、高校生 100円
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展示解説

学芸員

毎週水曜日 11:00から行います。

ボランティア

土曜・日曜、および国民の休日、それぞれ14:00と15:00から行います。
※展示解説に参加ご希望の方は、定刻までに金沢文庫1階展示室入口にお集まり下さい。

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