日本近代文学会 2015年度秋季大会
開催概要
- 会期
- 2015年10月24日(土) ~ 10月25日(日)
- 開催地
- 北陸・甲信越 > 石川県
- 会場
- 石川県文教会館[アクセス]
〒920-0918 石川県金沢市尾山町10-5 TEL 076-262-7311
金沢大学 角間キャンパス 人間社会第一講義棟[アクセス]
〒920-1192 金沢市角間町 - メインテーマ
- 《特集》移動と空間の想像力
- 公式サイト
- http://amjls.web.fc2.com/gakkai.html
- 主催
- 日本近代文学会
プログラム 日程
10月24日(土) 14:00~
会場:石川県文教会館 ホール
開会の辞 杉山欣也
《特集》移動と空間の想像力
(講演)
- 安藤礼二
移動と空間の想像力-折口信夫をめぐって
(発表)
- 田中励儀
泉鏡花の旅と人-東北旅行・池田蕉園・神田謹三- - 高榮蘭
「社会主義」と「転向」をめぐる文化政治-一九三〇年前後の「社会主義」書物をめぐる競争/狂騒をてがかりに-
懇親会
金沢ニューグランドホテル4階「相生」
※10月24日(土)12:30~、文教会館4階401-402室で評議員会を開催する予定です。
10月25日(日) 10:00~
会場:金沢大学 角間キャンパス 人間社会第一講義棟
第1会場 201教室
個人発表(10:00~12:50)
- 田部知季
明治三十年前後の虚子俳論-子規の俳句革新を見据えつつ- - 洪世峨
尾崎紅葉『金色夜叉』-ロマンティック・ラブがもたらした男と女の同床異夢- - 崔雪
漱石の漢詩と「俳句的小説」論-明治漢詩壇における改革運動を視野に入れつつ- - 莊千慧
夏目漱石『門』再考-漱石の東西文明観との類似性を視座として-
パネル発表(14:00~16:30)
一九三〇-五〇年代の印・中・日・英ネットワーク
--ペンクラブ、オカルティズム、アジア文化人の抗日/親日の境界
目野由希、モハンマド モインウッディン、タリク シェーク
第2会場 202教室
個人発表(10:00~12:50)
- 植田理子
泉鏡花「深沙大王」の成立-〈小説〉の転換 - 富永真樹
書物という世界-小村雪岱の装幀から泉鏡花『日本橋』を見る- - 安井海洋
「古典」として語られる徳田秋聲-『縮図』と一九四六年の批評言説を中心に - 米山大樹
室生犀星「われはうたへど やぶれかぶれ」における〈老い〉-昭和三七年の「老人芸術」言説を起点として-
パネル発表(14:00~16:30)
一九四〇年代の東北表象と地方文学運動
森岡卓司、仁平政人、山﨑義光、高橋秀太郎
第3会場 301教室
個人発表(10:00~12:50)
- 落合修平
《蜃気楼》を浮び上らせる-芥川龍之介における旋律と形象- - 大尾侑子
蒐集家と「直筆原稿」のメディア史-明治末期から昭和初期における「骨董的価値/運動的価値」に注目して - 八原瑠里
横光利一における〈街〉の図法-「無礼な街」・「街の底」・「街へ出るトンネル」を中心に- - 西原大輔
吉野弘の詩における自己撞着の語り
パネル発表(14:00~16:30)
日本映画と日本近代文学とのコラボレーション-戦後から七〇年代まで-
中村三春、宮本明子、志村三代子、横濱雄二
第4会場 302教室
個人発表(10:00~13:30)
- 松田潤
非人称化する個人性-清田政信の詩的言語について - 張政傑
桐山襲と象徴天皇制-『パルチザン伝説』を中心に - 時渝軒
反復された「四万年前のタチアオイ」と書き直し-大江健三郎「茱萸の木の教え・序」論 - 陳晨
楊逸の『ワンちゃん』を読む-多様な問題系に接続される「ワンちゃん」像に向けて- - 松永寛和
ライトノベルの著者近影論
閉会の辞 松村友視