第63回 特別展 「生き仏が信濃にやって来た ー念仏行者徳本を迎えた人々ー」

第63回 特別展 「生き仏が信濃にやって来た ー念仏行者徳本を迎えた人々ー」

 長野市内には、独特の字体で「南無阿弥陀仏」と刻まれた念仏塔が各所に残されています。これは江戸時代後半に念仏行者徳本が信濃に巡錫に来た記念として建てられたものです。宝暦8(1758)年に紀州で生まれた徳本上人は自身の念仏修行と民衆への念仏の教化活動を文政元(1818)年61歳で亡くなるまで行いました。
 徳本上人が信濃に来たのは晩年の頃。既に念仏行者として名高い彼を迎えた信濃では、130日の滞在期間のうちに20万人の人が彼の説法を聞きに集まるなど、熱狂的に迎えました。その影響は没後200年以上経ってもこの地に残されています。
 展示では、彼の生地である和歌山や、各地ゆかりの寺院に伝わる品々から、当時生き仏とまで呼ばれた徳本行者の生涯を辿るとともに、彼が信濃に広めた念仏信仰の跡を県内に残された資料で紹介します。
 あわせて、徳本が信濃を訪れた以前と以後のこの地の念仏信仰についても紹介していきます。

(長野市立博物館ホームページより引用)

開催概要

会期
2020年9月19日(土) ~ 11月3日(火)
開催地
北陸・甲信越 > 長野県
会場
長野市立博物館 特別展示室[アクセス
〒381-2212 長野市小島田町1414(川中島古戦場史跡公園内)
開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
9/23(水),28(月)、 10/5(月),12(月),19(月),26(月)、 11/2(月)
公式サイト
https://www.city.nagano.nagano.jp/museum/tokubetsu/2009_2011.html
主催
長野市立博物館
備考
入館料:一般 300円、高校生 150円、小・中学生 100円

※新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、日程や内容は変更になる可能性があります。

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