特別展「京(みやこ)を描く-洛中洛外図の時代-」
開催概要
- 会期
- 2015年3月1日(日) ~ 4月12日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都文化博物館 4・3階特別展示室[アクセス]
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 TEL (075)222-0888 - 開館時間
- 午前10時~午後6時まで
金曜日は午後7時30分まで(入室はそれぞれ閉室の30分前まで)
- 休館日
- 毎週月曜日
- 公式サイト
- http://www.bunpaku.or.jp/exhi_rakuchurakugai.html
- 主催
- 京都府、京都文化博物館、国立歴史民俗博物館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞
- 協賛・後援等
- 【後援】京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、歴史街道推進協議会、KBS京都、エフエム京都
【協賛】京都外国語大学、日本写真印刷株式会社
【協力】立命館大学アート・リサーチセンター - 備考
- 料金:一般1,200円、大高生800円、中小生 400円
※上記料金で、2階総合展示・3階フィルムシアターもご覧いただけます。
首都京都の全景を一双の屏風に描く洛中洛外図屏風は、16世紀初頭に登場します。現実の都市社会を題材に、権力者の政治体制から京都町衆の生活の一齣こままでを生き生きと描き、応仁・文明の乱から復興し、新たな近世都市へ向かう京都の姿を活写しました。その後、この洛中洛外図は江戸時代を通じて制作され続け、都市の変化に応じて、多様な要素を盛り込みながら展開していきました。
本展では、国立歴史民俗博物館の国内有数の洛中洛外図屏風コレクションを中心としながら、醸成される京都文化と都市のありようを絵画、文献、考古資料など、多様な資料を用いて紹介致します。
展覧会構成
第1章 中世の京都像
第2章 洛中洛外図屏風の出現
第3章 変貌する京と洛中洛外図
第4章 京の平和と営み
第5章 京の真景
終 章 近代京都と新たな名所
主な出品作品(予定)
・重要文化財 洛中洛外図屏風 歴博甲本(国立歴史民俗博物館蔵)
・重要文化財 洛中洛外図屏風 歴博乙本(国立歴史民俗博物館蔵)
・重要文化財 洛中洛外図屏風 舟木本(東京国立博物館蔵)
・狩野元信筆 月次風俗図扇面流屏風(光円寺蔵)
・狩野永徳筆 洛外名所遊楽図屏風(個人蔵)
・岩佐派 誓願寺門前図屏風(京都文化博物館蔵)
他50点程度
※会期中展示替えあり。
関連イベント
特別講演会「洛中洛外図を楽しく見る」
日時:平成27年3月15日(日)10:30~12:00
講師:奥平俊六氏(大阪大学)
歴史散策「洛中洛外図を歩く-春の京都めぐり」
日時:平成27年3月19日(木)13:00~17:00
講師:西山剛(当館学芸員)、森道彦(当館学芸員)
ワークショップ「お菓子な風景」
定員:20名[要事前申込]
対象:小学3年生以上
シンポジウム「洛中洛外図が語ること」
日時:平成27年3月28日(土)13:30~17:00
パネリスト:小島道裕氏(国立歴史民俗博物館)、大塚活美氏(京都府立総合資料館)、西山剛(当館学芸員)、森道彦(当館学芸員)
会場:当館3階フィルムシアター
定員:170名[要事前申込]
参加費:無料 ※ただし本展覧会入場券[半券可]が必要です。
申込み方法
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望イベント名・番号を明記し、京都文化博物館内「京を描く展関連イベント」係へ。先着順。イベントごとに参加者1名につき、1枚のはがきでお申し込みください。
学芸員によるギャラリートーク
日時:3月6日(金)、3月20日(金)、4月3日(金)
※各日とも午後6時から当館展示室内で行います。
事前申込み不要、当日の入場者に限ります。