特別展観 第100回大蔵会記念 仏法東漸-仏教の典籍と美術-
大蔵会(だいぞうえ)は、仏教にかんする典籍の展観を中心とした仏教行事です。大正4年(1915)、大正天皇の即位式を記念して始まって以来、毎年開催され、今年は100回目という大きな節目を迎えることになりました。これを記念して、平成知新館を会場に大規模な展観を開催いたします。仏教経典の総集である「大蔵経(一切経)」の歴史を現存する遺品から紐解くとともに、関連する書跡、絵画や工芸品もあわせて紹介いたします。
(京都国立博物館ホームページより引用)
開催概要
- 会期
- 2015年7月29日(水) ~ 9月6日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都国立博物館 平成知新館 1階[アクセス]
〒605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527 TEL 075-525-2473(テレホンサービス) - 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日 ※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。 - 公式サイト
- http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/daizoe.html
- 主催
- 京都国立博物館、京都仏教各宗学校連合会
- 備考
- 観覧料:一般 520円(410円)、大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢のわかるものをご提示ください)
※( )内は団体20名以上 - ダウンロード
主な展示作品
- 重文 文殊師利問菩提経(朝鮮半島・高麗王朝時代、京都国立博物館蔵)
- 重文 黒漆塗唐櫃(平安時代 安元元年、七寺蔵)
- 金銅羯磨(平安時代・鎌倉時代、護浄院蔵)
- 版本無門関(鎌倉時代刊、大中院蔵)
- 国宝 法然上人絵伝 巻第9(鎌倉時代、知恩院蔵)
- 重文 御製仏賦・詮源歌(朝鮮半島・高麗王朝時代刊、南禅寺蔵)
- 国宝 灌頂歴名 空海筆(平安時代、神護寺蔵)
- 国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)(鎌倉時代、知恩院蔵)
関連イベント
土曜講座
- 8月8日(土)「京都大蔵会-その意義と役割-」
松永知海氏(佛教大学 文学部教授) - 9月5日(土)「仏法東漸の道のり-大蔵経の成立と変遷-」
中尾良信氏(花園大学 文学部教授)
会場:平成知新館 講堂(地下1階)
定員:200名
聴講料:無料(ただし観覧券が必要です)
※当日12時より、平成知新館1Fグランドロビーにて整理券を配布します。先着順、定員になり次第、整理券配布を終了します。