京都国立博物館開館120周年記念 特別展覧会「国宝」
2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件を大きく4期に分けて展示し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。
(京都国立博物館ホームページより引用)
開催概要
- 会期
- 2017年10月3日(火) ~ 11月26日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 京都国立博物館 平成知新館[アクセス]
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527 TEL 075-525-2473 - 開館時間
- 9:30~18:00(入館は17:30まで)
※ただし会期中の毎週金・土曜日は20:00まで(入館は19:30まで) - 休館日
- 月曜日
※ただし10月9日(月)は開館、10日(火)休館 - 公式サイト
- http://kyoto-kokuhou2017.jp/
- 主催
- 京都国立博物館、毎日新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
- 協賛・後援等
- 【後援】文化庁、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会
【特別協賛】島津製作所
【協賛】京都美術工芸大学、GSユアサ、小学館、大和ハウス工業、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、日本新薬、日本写真印刷
【技術協力】キテラス、シーシーエス
【協力】日本香堂 - 備考
- 観覧料:一般 1,500円、大学生 1,200円、高校生 900円
- ダウンロード
展示作品の紹介
考古、彫刻、仏画、六道と地獄、絵巻物、肖像画、中国絵画、中世絵画、近世絵画、書跡、染織、金工、漆工、陶磁などのジャンルからなる、約200件の国宝を大きく4期に分けて一挙公開!
- 「雪松図屏風」円山応挙筆-東京・三井記念美術館所蔵、Ⅲ・Ⅳ期
- 「松林図屏風」長谷川等伯筆-東京国立博物館所蔵、Ⅲ期
- 「風神雷神図屏風」俵屋宗達筆-京都・建仁寺所蔵、Ⅰ・Ⅱ期
- 土偶(縄文のビーナス)長野県棚畑遺跡出土-長野・茅野市所蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)、通期
- 金印 福岡市東区志賀島出土-福岡市博物館所蔵、Ⅲ期
- 吉祥天像-奈良・薬師寺所蔵、Ⅰ期
- 地獄草紙-奈良国立博物館所蔵、Ⅰ期
Ⅰ期:10月3日(火)~10月15日(日)
Ⅱ期:10月17日(火)~10月29日(日)
Ⅲ期:10月31日(火)~11月12日(日)
Ⅳ期:11月14日(火)~11月26日(日)
※Ⅰ~Ⅳ期は主な展示替です。一部の作品は、上記以外に展示替を行います。