春季展「利休七哲 三斎・右近を中心に」
利休七哲とは、蒲生氏郷、細川三斎(忠興)、高山右近、古田織部など、利休の武家の弟子七人を指す言葉です。かつて前田利長(利家の子)も数えられていました。今回の企画展では、三斎・右近を中心に七哲ゆかりの道具を展示いたします。なかでも注目していただきたいのは、高山右近が作らせた新発見の銅製百合文平卓と花クルス文瓦、右近が織部から贈られ仕覆を仕立てたと考えられる古高取織部茶入。茶の湯とキリスト教の関係性も含めて、いまだベールに包まれた利休七哲の世界をご堪能ください。
開催概要
- 会期
- 2020年12月5日(土) ~ 2021年6月13日(日)
- 開催地
- 近畿 > 京都府
- 会場
- 古田織部美術館[アクセス]
〒603-8054 京都市北区上賀茂桜井町107-2 地下1階 TEL 075-707-1800
市営地下鉄烏丸線北山駅下車 4番出口 右折徒歩3分 - 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:40まで)
- 休館日
- 月曜日~金曜日(土・日・祝日開館)
※12月25日、1月7日、1月8日は開館いたします。 - 公式サイト
- http://www.furutaoribe-museum.com/exhibition.html
- 主催
- 古田織部美術館
- 協賛・後援等
- 【後援】京都市、京都新聞
- 備考
- 入館料:大人500円、大学生・高校生400円、中学生以下300円、未就学児 無料
※団体(15人以上)100円引 - ダウンロード
主な展示品
- 織部宛書状 千利休 筆(2通)
- 高山等伯(右近)書状
- 蒲生氏郷作 竹茶杓
- 牧村兵部作 竹茶杓
- 細川三斎(忠興)像 乾英宗単 賛
- 三斎好 芦屋桐地紋筒羽釜
- 2代長次郎造 黒楽茶碗 銘「三番叟」如心斎宗左箱
- 長次郎造 赤茶碗 蜂須賀家伝来
- 蒲生氏郷所持 根来塗圭形折敷
- 瀬戸黒茶碗
- キリシタン鐔(4点)
- 「松屋日記」(茶道四祖伝書)