日本民俗学会 第67回年会
開催概要
- 会期
- 2015年10月10日(土) ~ 10月12日(月)
- 開催地
- 近畿 > 兵庫県
- 会場
- 関西学院大学[アクセス]
〒662-0891 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 - メインテーマ
- 公開シンポジウム「世界のなかの民俗学」
- 公式サイト
- http://www.nenkai.fsjnet.jp/
- 主催
- 一般社団法人日本民俗学会
- ダウンロード
プログラム 日程
公開シンポジウム 10日(土)
テーマ:世界のなかの民俗学
日時:10月10日(土)13:00~16:30
開場:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス 社 101
基調講演
- 過去の大志と現在の必要:変容する政体における民俗学
レギーナ・ベンディクス(独・ゲッティンゲン大学) - アメリカ民俗学から見た日本民俗学
マイケル・フォスター(米・インディアナ大学)
コメンテーター:桑山敬己(北海道大学)・山田仁史(東北大学)・山泰幸(関西学院大学)
司会:島村恭則(関西学院大学)
※レギーナ・ベンディクス氏の講演は、英語(日本語字幕付き)で行われます。
ミニシンポジウム 11日(日)
妖怪・怪異伝承を読み直す
A会場(H-201)10:00~11:55
コーディネーター:大江篤(園田学園女子大学)
趣旨説明:大江篤
- 「妖怪名彙」を読みなおす-〝ツチコロビ〟を例に-
化野燐(東アジア恠異学会、小説家) - 「妖怪名彙」と共同幻覚-「コナキジジ」を例に-
香川雅信(兵庫県立歴史博物館) - 岡山の妖怪研究略史-『現行全国妖怪辞典』-
木下浩(岡山民俗学会理事)
日本のなかの東アジア、東アジアのなかの日本:民俗学から多文化を考える
B会場(社 202) 10:00~11:55
コーディネーター:松尾恒一(国立歴史民俗博物館)
趣旨説明:松尾恒一
- 日本華僑による「伝統」の継承、ネットワークと多文化共生
張玉玲(山口県立大学) - 居場所をつくる人びと-福岡市内の識字教室に通う在日韓国・朝鮮人一世を事例として-
中村和代(大分県) - 現代韓国における日式住宅の観光資源化と観光経験-「九龍浦近代歴史文化通り」を事例に-
金 賢貞(東北大学)
コメント:岡田浩樹(神戸大学)
フォークライフ(民俗生活)の再文脈化
D会場(E-102) 13:00~14:25
コーディネーター:小田島建己(東北大学)
趣旨説明:小田島建己
- 地蔵像から花嫁人形への変異-再文脈化されるヴァナキュラー宗教-
小田島建己 - アニメ聖地巡礼とヴァナキュラー宗教
デール・アンドリューズ(東北学院大学) - アメリカの医師の民俗的信念-バイオメディカルにおける再文脈化-
リサ・ギャバート(米・ユタ州立大学)
拡大する民俗学:近現代史をとりこむ試み
D会場(E-102) 14:30~16:25
コーディネーター:髙岡弘幸(福岡大学)
趣旨説明:髙岡弘幸
- 民俗学的現在と近現代の歴史、そして記憶
髙岡弘幸 - 「わたし」の語りかた-個人の生活史と記憶をめぐる問題-
後藤晴子(福岡大学非常勤講師) - 地域集団における伝承の継承と変容-広島県三次市「物怪プロジェクト三次」の地域おこし活動を中心に-
松村薫子(国際日本文化研究センター) - 文化財レスキューと生活文化の再編成
川村清志(国立歴史民俗博物館)
コメント:島村恭則(関西学院大学)
研究発表 11日(日)
一般発表・グループ発表 9:30~16:30
見学会 12日(月・祝)
兵庫(柳田國男生家・生野銀山)コース(貸切バス使用)
9:30 阪急西宮北口駅集合-車中説明(兵庫の民俗文化の紹介-柳田國男生家・松岡家記念館・大庄屋三木家・『故郷七十年』関連の地-生野銀山・口銀谷銀山町-16:30 JR姫路駅解散
案内:大江篤(園田学園女子大学)
大阪(都市民俗)コース(全行程徒歩)
9:30 JR天王寺駅東口集合-庚申堂-四天王寺-安居神社-天神坂-一心寺(納骨堂)-合邦が辻・閻魔堂-新世界-通天閣-ジャンジャン横丁-16:30 地下鉄御堂筋線動物園前駅解散
案内:田野登(大阪民俗学研究会)
なお、上記の見学会とは別に、11日(日)の夕方(研究発表終了後)、播州の屋台祭礼(高砂市荒井神社・高砂神社の屋台練りなど)見学へのご案内も実施します。ご希望の方は、年会当日、会場の掲示をご覧の上で、お申し込みください。