【祝】稲童古墳群出土品 重要文化財指定記念シンポジウム

 平成27年3月13日、国の文化審議会は稲童古墳群の出土品197点を、国の重要文化財に指定することを文部科学大臣に答申しました。

 稲童古墳群は福岡県行橋市稲童の海岸沿いに所在する、古墳時代前期から後期にかけて築かれた約30基の古墳群です。 昭和14年(1939)から断続的に調査が行われてきました。 今回、国重要文化財の指定を受けたのは、稲童古墳群出土品のうちまとまった資料が出土した8・15・21号墳における出土品の一括で、古墳時代前期および中期の甲冑をはじめ、刀剣、馬具等の金属製品を豊富に含むことを特徴とします。

 今回のシンポジウムでは「福岡県稲童古墳群出土品」の国重要文化財指定を記念して、稲童古墳群やその出土品の意義を、考古学研究の専門家に語っていただきます。 またシンポジウムに先がけ、古墳にコーフン協会会長、古墳シンガーであるまりこふんさんによるトークショー、ライブも行います。

開催概要

会期
2015年8月1日(土) 13:00~17:00
開催地
九州・沖縄 > 福岡県
会場
コスメイト行橋 文化ホール
〒824-0005 福岡県行橋市中央1-9-3 TEL 0930-25-2300
公式サイト
http://www.city.yukuhashi.fukuoka.jp/doc/2015062400024/
主催
行橋市・行橋市教育委員会
備考
入場:無料
※ただし整理券が必要です。
行橋市民会館別館1F(文化課)、行橋市歴史資料館(コスメイト行橋2F)で配布します。
遠方の方は電話でお問い合わせください。
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プログラム 内容

会場 12:30

稲童古墳群出土品から見えた、古代のゆくはし

第1部 オープニングアトラクション

古墳にコーフン協会会長 古墳シンガー
まりこふんさんの古墳の歌&トークショー

第2部 記念講演

  • 山中英彦(行橋市歴史資料館長)
    「稲童古墳群を掘る」
  • 豊島直博(奈良大学文化財学科准教授)
    「重要文化財としての稲童古墳群出土品」
  • 橋本達也(鹿児島大学総合研究博物館准教授)
    「稲童古墳群からみた古墳時代の豊前の重要性」

第3部 シンポジウム

コーディネーター:桃崎祐輔(福岡大学歴史学科教授)
パネラー:山中英彦・豊島直博・橋本達也

記念シンポジウムチラシ

【同時開催】
「福岡県稲童古墳群出土品」国重要文化財指定記念 稲童古墳群展

日程:2015年7月29日(水)~11月29日(日)
会場:行橋市歴史資料館(コスメイト行橋2F)
開館時間:10:00~18:00
休館日:火曜日・8/15
※入場無料

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