1000年忌特別展「源信 地獄・極楽への扉」
恵心僧都源信(942~1017)は奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶です。源信は死後阿弥陀如来の来迎を受けて、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めた僧として…
恵心僧都源信(942~1017)は奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶です。源信は死後阿弥陀如来の来迎を受けて、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めた僧として…
慈願寺は、親鷲聖人の弟子信願房が鎌倉時代後期に河内国渋川郡久宝寺村に創建した久宝寺村道場が始まりで、河内のなかで最も古い真宗寺院のひとつと言われています。戦国時代初めには、本願寺…
新天理図書館善本叢書(刊行中)に収録される原本から、重要文化財『古事記』(道果本)や国宝『日本書紀』(乾元本)などの国史古記録、国宝『類聚名義抄』(観智院本)などの古辞書、『源氏物…
2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、昭和51年(1976)に「日本国宝展」を…
六郷満山は、養老2年(718)に八幡神の化身とされる仁聞によって開かれたという伝承を持つ国東半島の寺院群です。もとは宇佐神宮の神宮寺・弥勒寺の行場であり、永久元年(1113)にこれ…
良寛(1758~1831)は詩歌・書に優れた托鉢僧で、越後(新潟県)出雲崎生まれ。同地を訪れた備中(岡山県)玉島円通寺の国仙和尚に従って同寺に入り、10年余りの修行ののち諸国を行脚…
堺の豪商で織田信長(1534~82年)の茶堂(茶頭)であった津田宗及自筆の「信長茶会記」が、新たに発見されました。史料名は「津田宗及御会席付(つだそうぎゅうおんかいせきつけ)」。…
2017年は日タイ修好130周年の節目の年にあたります。これを記念し、両国が総力を結集して展覧会を開催します。 タイは仏教国として知られており、長い歴史のなかで多様な仏教文化が花…
日本の古美術はなんとなく敷居が高いという声に応えて企画した「はじめての古美術鑑賞」シリーズ。2回目の今年は、「読めない」という理由から敬遠されがちな書の作品にアプローチする一つの…
仏教の多種多様なほとけを、支えるもの花や動物だちという視点から見てみようという趣向の展覧会です。 仏教を象徴すハスの花(仏教では「蓮華」と書きます)は、ほとけの体を支える台として…