企画展『仏法元興ー法興寺の遺産・元興寺への道程ー』
今年は、元興寺が平城京に創建されてから千三百年となります。元興寺の前身である法興寺(飛鳥寺)は、崇峻天皇元年(588)に蘇我馬子が発願し、推古天皇4年(596)に飛鳥の地に創建されました。「仏法元興の場 聖教最初の地」として、聖徳太子や推古天皇による仏法興隆の中心となった日本で最も古い本格的な寺院です。「三蔵法師」の直弟子道昭や行基もここに住しました。
本展では、元興寺創建の前史として、法興寺の実像に出土遺物などから迫るとともに、関連寺院をはじめ各地に残された法興寺に関わる有形無形の文化遺産を紹介し、元興寺創建への道程を展望します。
開催概要
- 会期
- 2018年4月28日(土) ~ 5月27日(日)
- 開催地
- 近畿 > 奈良県
- 会場
- 真言律宗・元興寺 法輪館[アクセス]
〒630-8392 奈良市中院町11 TEL 0742-23-1377 - 開館時間
- 9:00~17:00(受付は16:30まで)
- 公式サイト
- http://www.gangoji.or.jp/
- 主催
- 真言律宗元興寺、華厳宗元興寺、真言律宗小塔院、公益財団法人元興寺文化財研究所
- 備考
- 料金:元興寺拝観料に含みます。
(大人500円、中高生300円、小学生100円) - ダウンロード
展示構成
プロローグ 法興の世
第1章 法興寺創建
第2章 法興寺の仏・法・僧
第3章 聖徳太子伝の中の法興寺
エピローグ 法興寺から元興寺へ
関連イベント
シンポジウム『仏法元興―法興寺創建とその時代』
日時:4月22日(日)13:00~17:00(開場は12:30)
場所:ならまちセンター・市民ホール(奈良市東寺林町38)
定員:250名(事前予約制・自由席)
聴講料:1,000円(当日収受)
⇒詳しい内容はこちらをご覧ください。
特別講演会『法興寺の遺産・元興寺への道程』
【特別講演】
里中満智子(漫画家・大阪芸術大学教授)
『法興寺の光と影』
【講演1】
相原嘉之(明日香村教育委員会文化財課長)
『飛鳥寺創建』
【講演2】
狭川真一(元興寺文化財研究所副所長)
『元興寺創建』
【座談会】
里中満智子、森川裕一(明日香村村長)、植島寶照(飛鳥寺住職)、辻村泰善(元興寺住職)
日時:5月6日(日)13:00~17:00(開場は12:30)
場所:明日香村中央公民館ホール
〒634-0141 奈良県高市郡明日香村川原91-1 TEL 0744-54-3636
近鉄飛鳥駅または橿原神宮前駅から奈良交通バスで「中央公民館」下車
定員:200名(事前予約制)
聴講料:1,500円(当日収受)
申込先:奈良市観光センター
TEL 0742-22-3900(平日 9:00~17:00)
《同時開催》飛鳥寺『元興寺の古瓦と古材千三百年ぶりの里帰り展』
平城遷都にともない、法興寺(飛鳥寺)から元興寺に移さ今日に伝えられてきた「古瓦」と「古材」が、1300年ぶりにふるさと飛鳥寺に里帰りし展観されます。
期間:2018年4月28日(土)~5月27日(日)
時間:9:00~17:30(受付は17:15まで)
場所:飛鳥寺・本堂 宝物展示室(高市郡明日香村飛鳥)
料金:飛鳥寺拝観料に含みます(大人350円、中高生250円、小学生200円)