貞享本當麻曼荼羅修理完成記念 特別展「中将姫と當麻曼荼羅 ―祈りが紡ぐ物語―」
貞享本當麻曼荼羅(重要文化財)は、奈良・當麻寺の根本本尊である綴織當麻曼荼羅(国宝、8世紀)の最も精密で色鮮やかな同大の写しで、江戸時代の貞享3年(1686)に完成しました。本展では貞享本の本格修理が完成したのを記念し、修理に伴い新たに発見された資料とともに、およそ4メートル四方と巨大ながら細部まで美しく描かれたその姿をご覧いただきます。
そして極楽往生を望み、綴織當麻曼荼羅の成立に深く関わったと伝承される奈良時代の貴族の娘・中将姫に注目します。女人往生の主人公として長く人々に尊ばれ、當麻曼荼羅信仰を支えた中将姫イメージの展開に迫ります。
開催概要
- 会期
- 2022年7月16日(土) ~ 8月28日(日)
- 開催地
- 近畿 > 奈良県
- 会場
- 奈良国立博物館 西新館[アクセス]
〒630-8213 奈良市登大路町50番地 TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) - 開館時間
- 9:30~18:00(毎週土曜日は19:00まで)
※入館は閉館の30分前まで - 休館日
- 毎週月曜日(ただし、7月18日[月・祝]・8月15日[月]は開館)、7月19日[火]
- 公式サイト
- https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/special_exhibition/202207_chujo/
- 主催
- 奈良国立博物館
- 備考
- 観覧料:(当日)一般 1,600円、高大生 1,000円、小中生 500円
- ダウンロード
※会期中、一部の作品に展示替えがあります。