北陸新幹線開業記念「立山の至宝展」
立山の宝、美の数々、里帰り・・・
立山博物館では、北陸新幹線の開業を記念して、立山ゆかりの文化財を一堂に集めた「立山の至宝展」を開催します。東京国立博物館で広く国内外へ公開されてきた「大日岳の銅錫杖頭」(国指定重要文化財)もおよそ20余年ぶりに東京から「里帰り」します。また、大きな立山の山麓につたわる立山ゆかりの仏教美術を中心に、関連資料や写真を交えて価値の高い文化的魅力を紹介します。
立山が歴史的に我が国の中心的な霊山のひとつであることを広く公開するものです。
開催概要
- 会期
- 2015年4月4日(土) ~ 5月17日(日)
- 開催地
- 北陸・甲信越 > 富山県
- 会場
- 富山県[立山博物館][アクセス]
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1 TEL 076-481-1216 - 開館時間
- 9:30~17:00(入館16:30迄)
- メインテーマ
- 立山の至宝
- 公式サイト
- http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/kikakuten.html
- 主催
- 富山県立山博物館
- 備考
- 観覧料:一般 200円、大学生 160円、高校生以下 無料
- ダウンロード
本展の見どころ
- 剱岳と大日岳の銅錫杖頭(いずれも国指定重要文化財)
- 立山の仏教美術:帝釈天像、地蔵菩薩像、如意輪観音像、矢疵阿弥陀如来
- 立山山麓に伝来する文物と美:芦峅寺に伝来する「青磁浮牡丹唐草文香炉」
- 立山曼荼羅吉祥本などの実物展示
新発見!黒部の鉄仏「鉄造阿弥陀如来坐像」(辻徳法寺蔵、鎌倉前期)も公開決定!
全国的にも大変めずらしい鉄でできた仏さまで文暦2年(1235年)の在銘があります。寺伝によると、この像はかつて立山の弥陀ヶ原に祀られていた阿弥陀如来だとされています。