「神々の姿 神と仏が織りなす美」展
いにしえより日本では山や海、雨や雷などの自然の中に神の存在を見出してきました。その後、仏教が伝来してくると神社に付属する神宮寺が建立され、神々が仏法守護の善神とされるなど、神と仏は影響しあって「神仏習合」という新たな信仰が生み出されました。そして、仏像の影響を受けながら神の姿を造形化した神像が制作され、神は仏が人々の前に仮に現した姿であるとする「本地垂迹説」が広まっていきました。
本展では神々を造形化した神像や曼荼羅、神の威徳と霊験をまとめた縁起、神社の境内を描いた絵画や工芸品、また偉業を成し遂げたことから信仰された人物など、神仏習合に関わる神と仏が織りなす美と歴史を紹介します。
開催概要
- 会期
- 2016年5月28日(土) ~ 7月24日(日)
- 開催地
- 近畿 > 兵庫県
- 会場
- 香雪美術館[アクセス]
〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1 TEL 078-841-0652 - 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:6月27日(月) - 公式サイト
- http://www.kosetsu-museum.or.jp/exhibition/
- 主催
- 朝日新聞社、香雪美術館
- 協賛・後援等
- 【協力】春日大社、春日大社第六十次式年造替記念奉祝行事実行委員会
- 備考
- 観覧料:一般 700円、大高生 450円、中学生以下無料
- ダウンロード
関連イベント
記念講演会
講演会「春日信仰と明恵上人」
日時:2016年6月12日(日)13:30(12:30開場、15:30終了予定)
講師:西山厚氏(帝塚山大学 文学部文化創造学科教授)
場所:甲南大学 平生記念セミナーハウス ホール
〒658-0051 兵庫県神戸市東灘区住吉本町2-29-15
JR住吉駅・阪急御影駅より徒歩7分
定員:250名(聴講無料/応募者多数の場合は抽選)
主催:公益財団法人香雪美術館、春日大社第六十次式年造替記奉実行委員会、奈良県、朝日新聞社
特別協力:春日大社
申込方法
往復はがき(1枚で2名まで可)に住所・氏名(参加者全員の住所・氏名も連記)・電話番号、返信用宛先には代表者の住所・氏名を記し、下記宛先までお送り下さい。
〒658-0048 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2−12−1
香雪美術館「春日信仰と明恵上人」係
※締め切り:5月24日(火)必着
ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日、午後2時から学芸員によるギャラリートークを行います。
※ギャラリートークの聴講は無料ですが、別途展覧会の鑑賞券が必要です。
梅園会(講演会と茶会)
開催日:2016年6月21日(火)
時間:講演 13:00~、茶会 15:00~
講演:藪内流家元14代藪内紹智氏
「藪内流と村山龍平翁」
定員:50名(応募多数の場合は抽選)
参加費:3,000円
※「神々の姿 神と仏が織りなす美」展の入場料を含みます。
参加申込方法
往復はがきに住所・氏名(返信用にも)、電話番号を明記のうえ、下記宛先までお送りください。はがき1枚につき1名のみ申込みできます。申込み受付後、参加費事前入金の案内を書面にて連絡いたします。
〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1 香雪美術館「梅園会」係
締め切り:5月20日(金)必着