高野山開創1200年記念特別展「弘法大師と高野参詣」
平安時代の初め、弘仁7年(816)に弘法大師・空海は高野山に金剛峯寺を開きました。それ以来、弘法大師や高野山に想いを寄せ、多くの人々が高野山へお参りにやって来ました。この特別展では、高野山開創1200年にあたり、高野山へ寄せた想いや参詣を通じて、あらためて高野山の歴史とその魅力について紹介したいと思います。
(和歌山県立博物館ホームページより引用)
開催概要
- 会期
- 2015年9月19日(土) ~ 11月1日(日)
- 開催地
- 近畿 > 和歌山県
- 会場
- 和歌山県立博物館[アクセス]
〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14 TEL 073-436-8670 - 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜休館、ただし9月21日・10月12日は開館、9月24日(木)・10月13日(火)は休館 - メインテーマ
- 聖地が織りなす歴史と文化
- 公式サイト
- http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/kouboudaisi/frameset.htm
- 主催
- 和歌山県立博物館
- 協賛・後援等
- 【協力】(公財)和歌山県文化財保護協会・(一社)和歌山県文化財研究会・高野七口再生保存会
- 備考
- 入館料:一般 1,000円(800円)、大学生 800円(600円)
※( )内は20人以上の団体料金。
※高校生以下、65歳以上、障害者、県内在学中の外国人留学生は無料。 - ダウンロード
展示の見どころ
- 高野山の旧蔵文化財の里帰り!
この特別展では、もとは高野山にあったが、現在は和歌山県外に移動している高野山に関わる文化財を里帰り展示いたします。 - 様々な弘法大師像を紹介!
- 高野山と宿坊契約を結んだ大名に関わる肖像画や古文書を紹介!
- 参詣道沿いの文化財を当時の記録とともに紹介!
展示構成
Ⅰ.弘法大師・空海の姿
Ⅱ.聖地・高野山の風景
Ⅲ.高野山へのいざない
Ⅳ.高野山への道
Ⅴ.高野山文化の広がり
展示資料紹介
- 珠洲市指定文化財 不動明王坐像-石川県法住寺蔵
もとは丹生都比売神社護摩堂にあり、その後高野山親王院へ移され、明治時代に石川県の法住寺に譲られたもの。和歌山県内では初公開! - 高野山水屛風(部分)-京都国立博物館蔵
もとは高野山金剛三昧院に所蔵されていたと考えられている。鎌倉時代の高野山の風景を伝える数少ない絵画作品のうちの一つ。 - 重文 弘法大師坐像-岩出市遍照寺蔵
作成年がわかる弘法大師像として極めて貴重なもの。博物館では約15年ぶりの公開。 - 高野山参詣曼荼羅-東京藝術大学美術館
- 重文 金剛般若経開題残巻-福岡市美術館(松永コレクション)
- 重文 稚児大師像-香雪美術館
※会期中、展示替えを行います。
関連イベント
記念講演会
会場:和歌山県立近代美術館(博物館となり)2階ホール
時間:13:30~15:00
9月27日(日)
武内孝善氏(高野山大学名誉教授)
「なぜ空海は、高野山に伽藍を建てたか」
10月24日(土)
原田正俊氏(関西大学文学部教授)
「中世の高野山と金剛三昧院」
関連講座(和歌山県文化財研究会主催)
会場:和歌山県立近代美術館 2階ホール
時間:13:30~15:00
10月9日(金)
坂本亮太(当館学芸員)
「高野参詣の歴史と魅力」
※資料代として文化財研究会会員500円、一般700円必要、入館料は別途必要
※お問い合わせ先:和歌山県文化財研究会 073-436-8673(午前中のみ)
ミュージアム・トーク(テーマ編)
午前は10:30~、午後は13:30~ ※1時間程度
- 9月26日(土) 高野参詣編(午前)/弘法大師編(午後)
- 10月25日(日) 弘法大師編(午前)/高野参詣編(午後)
ミュージアム・トーク(ハイライト編)
午前は10:30~、午後は13:30~ ※1時間30分程度
- 10月10日(土)・11月1日(日)