第67回 美術史学会全国大会

開催概要

会期
2015年5月22日(金) ~ 5月24日(日)
開催地
中国 > 岡山県
会場
岡山大学岡山大学 津島キャンパス[アクセス
〒700-0082 岡山県岡山市 北区津島中1-1-1
メインテーマ
シンポジウム:造形と見えないもの ―様式論のために イコノクラスムを超えて―
公式サイト
http://www.bijutsushi.jp/c-zenkokutaikai/program-2015-5.html
主催
美術史学会

プログラム 日程

5月22日(金)

受付:五十周年記念館、9:00受付開始

研究発表[10:00~12:00、会場:五十周年記念館 金光ホール]

10:00~10:40
黒田清輝「野辺」に託された真意
清水 友美(成城大学)
10:40~11:20
戦時下における「前衛絵画」の展開 ―美術文化協会、吉井忠を中心に―
弘中 智子(板橋区立美術館)
11:20~12:00
高松次郎評価の変遷 ―戦後日本美術批評の推移とともに―
岩見 亮(慶應義塾大学)

研究発表[13:15~16:05、会場:五十周年記念館 金光ホール

13:15~13:55
1910年日英博覧会における美術出品 ―国宝の出品と『特別保護建造物及国宝帖』をめぐって―
林 みちこ(筑波大学)
13:55~14:35
オットー・ガイヤーによるベルリン旧ナショナルギャラリーのフリーズに関する考察
三井 麻央(岡山大学)

(休憩10分)

14:45~15:25
ジャクソン・ポロックの作品の「装飾性」―20世紀美術史への新たなる位置づけ―
筧 菜奈子(京都大学)
15:25~16:05
カラーフィールド絵画の受容における大衆文化の意義
加治屋 健司(京都市立芸術大学)

総会[16:15~17:15、会場:五十周年記念館 金光ホール]

5月23日(土)

受付:五十周年記念館(第一分科会場)、9:15受付開始

研究発表[10:00~12:00]

第一分科会 会場:五十周年記念館 金光ホール

10:00~10:40
東大寺僧形八幡神坐像と重源上人坐像について ―大勧進重源と別当弁暁の関係を手がかりに―
瀨谷 貴之(神奈川県立金沢文庫)
10:40~11:20
醍醐寺木造倶生神立像 ―快慶作品の一例として―
久保田 綾(大正大学)
11:20~12:00
安倍文殊院騎獅文殊菩薩及脇侍像考
増田 政史(慶應義塾大学)

第二分科会 会場:文法経講義棟2階 20番講義室

10:00~10:40
ロイヤル・アカデミーにおける英国水彩画家の展示戦略 ―「英国水彩画の父」ポール・サンドビーのメディウムの選択意図―
山口 美帆(慶應義塾大学)
10:40~11:20
シャルダン作《芸術のアトリビュート》(1765, ルーヴル美術館蔵)について
廣瀬 聡平(日本大学)
11:20~12:00
ドラクロワ作《十字軍のコンスタンティノープル攻略》―歴史的細部の再現と普遍性―
西嶋 亜美(尾道市立大学)

『美術史』論文賞表彰式[13:30~13:50]

会場:五十周年記念館 金光ホール(第一分科会場)

シンポジウム[14:00~17:40、会場:五十周年記念館 金光ホール]

造形と見えないもの ―様式論のために イコノクラスムを超えて―

司会:鐸木 道剛(岡山大学)

14:00~14:10
趣旨説明、パネリスト・コメンテータ紹介
14:10~14:40
Starry Night, v.2
辻 成史(大阪大学名誉教授)
14:40~15:10
日本の仏像 ―見えないものの様式化と境位―
金子 啓明(興福寺国宝館長・東京国立博物館名誉館員)
15:10~15:40
中国美術史における皇帝と士大夫の表象 ―可視と不可視のはざまから―
塚本 麿充(東京大学)

(休憩15分)

15:55~16:15
コメンテータ1 稲賀 繁美(国際日本文化研究センター)
16:15~16:35
コメンテータ2 岡田 温司(京都大学)
16:40~17:40
ディスカッション

懇親会[18:30~20:30]

会場:岡山全日空ホテル 19階スカイバンケット「宙」
※シンポジウム終了後、岡山大学構内から懇親会場への送迎バスを運行いたします。

5月24日(日)

受付:五十周年記念館(第一分科会場)、9:30受付開始

研究発表[10:00~12:00]

第一分科会 会場:五十周年記念館 金光ホール

10:00~10:40
薬師寺僧形八幡三神像の制作年について
近藤 将人(名古屋市)
10:40~11:20
京都国立博物館および常盤山文庫所蔵「柿本人麿像」の型とその制作背景
三浦 敬任(東北大学)
11:20~12:00
個人蔵《春日若宮祭礼図・鷹狩図屏風》の主題と典拠
水野 裕史(熊本大学)

第二分科会 会場:文法経講義棟2階 20番講義室

10:00~10:40
アントニウス会サンタントワーヌ修道院附属聖母聖堂聖三位一体脇礼拝堂の考察
茅根 紀子(実践女子大学)
10:40~11:20
ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作〈コルンバ三連画〉の制作事情 ―ケルン商人のネットワークを手がかりに―
蜷川 順子(関西大学)
11:20~12:00
アルブレヒト・アルトドルファー《エジプト逃避途上の休息》の泉について
薮田 淳子(神戸大学)

研究発表[13:30~17:45]

第一分科会 会場:五十周年記念館 金光ホール

13:30~14:10
長沢芦雪筆「西園雅集図」について ―画題の文学的典拠との関係を中心に―
藤原 幹大(名古屋大学)
14:10~14:50
朝鮮通信使の交流と焼画
片山 真理子(京都工芸繊維大学)
14:50~15:30
鯰絵と市川團十郎像 ―災害と江戸出版界―
石隈 聡美(國學院大学)

(休憩15分)

15:45~16:25
豊原国周の大首絵作品について
菅原 真弓(和歌山大学)
16:25~17:05
石井鶴三、2体の《島崎藤村先生木彫像》―新発見の木片史料による制作過程の検証―
福江 良純(北海道教育大学)
17:05~17:45
東野芳明のデュシャン/中原佑介のデュシャン
平芳 幸浩(京都工芸繊維大学)

第二分科会 会場:文法経講義棟2階 20番講義室

13:30~14:10
ヤン・ホッサールトの《ウェヌスとクピド》(ベルギー王立美術館蔵)をめぐる一考察
篠崎 亮(東北大学)
14:10~14:50
子ハンス・ホルバイン作《ホワイトホール・パレスの壁画》におけるヘンリー八世の足を広げて立つポーズに関する一考察
西 美弥子(国立新美術館)
14:50~15:30
1516-1534年のフィレンツェにおけるミケランジェロの群像表現 ―《サムソンとペリシテ人》再評価―
新倉 慎右(慶應義塾大学)

(休憩15分)

15:45~16:25
ジョルジョ・ヴァザーリと「画家の礼拝堂」―彫像のまなざしと死者の記念―
古川 萌(京都大学)
16:25~17:05
カラッチ一族によるカーザ・サンピエーリ=タロンのフレスコ作品群 ―その図像プログラムに関する一考察―
山本 樹(東京藝術大学)
17:05~17:45
アルカディアのピンダロス ―ヴィットリオ・マリア・ビガリのボローニャ、ラヌッツィ館ギャラリー天井画におけるピエル・ヤコポ・マルテッロの詩的創意―
高橋 健一(和歌山大学)

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