開館25周年記念企画展「比叡山-みほとけの山-」
大津市と京都市をまたぎ、古来より信仰の山として崇められた比叡山に、伝教大師最澄が延暦寺を建立したのは延暦7年(788)のことです。それ以来、平安京を守護する山として多くの崇拝を集…
大津市と京都市をまたぎ、古来より信仰の山として崇められた比叡山に、伝教大師最澄が延暦寺を建立したのは延暦7年(788)のことです。それ以来、平安京を守護する山として多くの崇拝を集…
福島美術館は社会福祉法人・共生福祉会が運営する美術館で昭和55年6月に開設しました。3000点余の収蔵品の多くは、共生福祉会の設立者・福島禎蔵(1890~1979)が生前寄贈した…
中世を生きた人々に注目し、日記や消息、僧侶の肖像、墨蹟、祖師絵伝、社寺縁起などを展示いたします。中でも、南北朝時代に活躍した中院通冬(1315~1363)の自筆日記である『中院一品…
古代において、富士山は神の棲まう聖なる地として崇拝され、人々ははるか麓からその姿を拝しました。平安時代になると修行の山としての側面を持ちはじめ、中世以降、富士山への信仰登山は一般…
「大峯奥駈け」の荒行で知られる奈良県の金峯山寺をはじめとする吉野の社寺と、崖上に建つ「投入堂」で有名な鳥取県の三佛寺を中心とした、仏像、絵画、工芸品など、蔵王権現像他の修験道が生み…
かながわの仏教美術の展開をたどると、東国という風土の中で、京都や奈良など中央の作風からの影響を受け、また宋や元といった大陸の文化を取り入れる中で、特色ある造形が育まれてきました。本…
大蔵会(だいぞうえ)は、仏教にかんする典籍の展観を中心とした仏教行事です。大正4年(1915)、大正天皇の即位式を記念して始まって以来、毎年開催され、今年は100回目という大きな節…
福山市北吉津町の胎蔵寺が所蔵する木像釈迦如来坐像(広島県重要文化財)の像内から平成13年に発見された像内納入品は、福山の中世史を塗り替える資料として注目を集めています。また、福山…
今年、平成27年(2015)は、木山寺・木山神社が開創からおおよそ1200年を迎えます。この記念すべき機会に寄せて、所蔵者および研究機関の協力を仰ぎ、これら寺社の宝物の学術調査によ…
石山寺は学問の寺として長い歴史を持ち、奈良時代以来の多くの経典が収蔵されています。その中で大きな位置を占めるのが「石山寺一切経」(約4,500点、重要文化財)と「石山寺校倉聖教」…