特別企画展「験佛化現 -立山権現と越中の生身仏信仰-」
かつて立山は、はるかな彼岸の阿弥陀如来が化身(権化)して現れ、霊験をあらわす場所とされました。「立山権現」への信仰です。後白河法皇が編んだ歌謡集にみえる次の一節は、王朝人たちにも名…
かつて立山は、はるかな彼岸の阿弥陀如来が化身(権化)して現れ、霊験をあらわす場所とされました。「立山権現」への信仰です。後白河法皇が編んだ歌謡集にみえる次の一節は、王朝人たちにも名…
「御仏のおわす国」の原型は、インドで仏教を開いた釈尊の住む世界すなわち娑婆世界です。しかし、釈尊は80歳で生涯を終え、世界は無仏となってしまいました。仏教徒のなかには、新たな仏の…
神仏習合の美術 初公開 中世自治都市として知られる平野郷に社地を構える杭全神社は、平野郷の信仰の中核である大阪有数の神社ですが、明治の神仏分離まで、密教寺院の神宮寺でもあり、境…
塵長4年(1599)2月、古田織部は、「へうけもの(剽げ物、剽軽な物の意)」といわれた美濃焼茶碗を茶会で使用し、そのことが初めて記録されました。この種の茶碗は、塵長6年(1601…
王城の地・京都では、平安時代から近代にいたるまで、多くの刀工が工房を構え、多くの名刀を生み出してきました。これら京都で製作された刀剣は、常に日本刀最上位の格式を誇り、公家、武家を問…
太平の世が続いた江戸時代には、多くの戯画(ぎが)が描かれました。一口に戯画といっても多種多様なものがありますが、本展では「鳥羽絵」をキーワードに江戸時代の戯画をご紹介します。 …
京都にある醍醐寺は、真言密教の拠点として、古くから歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。今回の展覧会では国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、普段は公開されない…
縄文時代が始まったとされる約1万3000年前。狩猟や漁撈、採集を行っていた縄文時代の人びとが、日々の暮らしのなかで工夫を重ねて作り出したさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふ…
展覧会公式サイト http://meisaku2018.jp/ 関連イベント 記念講演会(1)「日本美術鑑賞への誘い」 日時:4月14日(土)13:30~15:00(13…
本年は、市内の観光社寺により発足した湖信会の設立60年にあたります。加盟10社寺の名宝を中心として、湖都大津の神社仏閣に伝わる仏像や神像などの宝物を紹介します。おなじみの像をはじ…